Twitter(X)のアイコン・ヘッダーとは?意味・作り方・設定方法、変えられないトラブル対応まで徹底的に解説します
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Twitter(現X)では、プロフィール画像(アイコン)とヘッダー画像がアカウントの印象を決定づける重要な要素です。
アイコンとヘッダーは、一般ユーザーはもちろんSNSマーケターや企業公式アカウント担当者にとっても、第一印象やブランディングに直結するポイントになります。

2025年現在の最新情報を踏まえ、アイコン・ヘッダーの意味と役割から、画像の作り方・デザインのコツ、設定方法(スマホ/PC)、さらにはよくある質問への回答まで網羅的に解説します。
個人でも企業でも本ガイドを参考に、魅力的なプロフィール作りに役立ててください!


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Twitter Xのアイコン・ヘッダーとは?意味と役割を正しく理解しよう
Twitter(X)のアイコンとヘッダーはプロフィールページに表示される画像で、それぞれ役割が異なります。
どちらもアカウントの第一印象に大きく影響し、見る人に「どんな人物・企業か」を直感的に伝える重要なビジュアル要素です。
まずはアイコンとは何か、ヘッダーとは何かを正しく理解し、その役割を押さえましょう。
アイコンとは?プロフィール画像の基本と重要性
アイコンとは、プロフィールページ上部の丸いプロフィール画像のことです。
各ユーザーの投稿(ツイート)にも常に表示されるため、タイムライン上でも目に触れるアカウントの顔となります。
アイコン画像は名前以上にユーザーの認知に直結し、「このアイコン = あの人」と一目で識別されるほど記憶に残りやすいのが特徴です。
アイコン(プロフィール画像)はタイムラインにも表示され、ユーザーの記憶に残るアカウントの「顔」です。
個人利用では自分の顔写真やペットの写真、企業アカウントでは会社のロゴや商品写真など、アカウントの雰囲気が伝わる印象の良い画像を設定するのがおすすめです。
視覚情報は第一印象の大半を占めるため、アイコン一つでフォローされやすさが大きく左右されます。
また、アイコン画像は小さな表示領域でも認識しやすいことが重要です。
細部が多すぎたり文字が含まれる画像は縮小表示で判別しづらくなるため避け、シンプルでパッと見て分かるものを選びましょう。
なお、設定時に画像は自動で円形に切り抜かれるため、必ず見せたい要素は中央に配置するのがコツです。
※ワンポイント:頻繁にアイコンを変更するとユーザーに覚えてもらいにくくなります。
アイコンはできるだけ長期間変更せず使い続け、アカウントのイメージを固定することも大切です。
ヘッダーとは?個性やブランドを伝えるビジュアルエリア
ヘッダーとは、プロフィールページ最上部に表示される横長の大きな画像のことです。
カバー画像やバナーとも呼ばれ、プロフィールを訪れた人の目に真っ先に飛び込んでくるビジュアル要素です。
アイコンほど頻繁に露出するわけではありませんが、画面上部いっぱいに大きく表示されるため、アカウントの雰囲気や伝えたいテーマを表現するのに最適です。
ヘッダー画像には、そのアカウントの個性やブランドイメージを伝える役割があります。
例えば個人であれば趣味や専門分野を象徴する写真、企業であればブランドカラーを使ったデザインや製品・サービスを訴求するビジュアルなど、プロフィール全体の世界観を演出できる画像を設定すると良いでしょう。
ヘッダーはプロフィール文よりも先に目に飛び込んでくるため、「この人(この企業)は何をしているのか」が一目で伝わるような画像が望ましいです。
逆に何も設定せず初期状態のままだったり、内容と無関係な画像だとチャンスを逃してしまいます。
また、ヘッダー画像はデザインの自由度が高く、文字入れや独自デザインも可能です。
キャッチコピーやハッシュタグを入れてメッセージを訴求したり、オリジナルのイラストで他アカウントと差別化を図ることもできます。
ヘッダーまでしっかり作り込むことでプロフィール全体の信頼感(いわゆる「プロ感」)が高まり、「フォローしてみようかな」という興味を持ってもらいやすくなります。
アイコン・ヘッダーの最適サイズや画像形式
アイコン・ヘッダー画像は推奨サイズや対応形式が公式から定められており、それに沿った画像を用意することで綺麗に表示されます。
2025年現在の最新情報では以下のとおりです:
プロフィールアイコン画像
推奨サイズは400×400ピクセル。対応ファイル形式はJPEG / PNG / GIF(アニメーションしない静止画)で、ファイルサイズ2MB以下にしてください。正方形で用意すれば自動で円形表示されます。小さすぎる画像は粗く表示されたり拡大時にぼやけるため、できるだけ推奨サイズで用意しましょう。
ヘッダー(カバー)画像
推奨サイズは1500×500ピクセルと横長です。対応形式はアイコン同様JPEG / PNGで、ファイルサイズは10MB以下を目安にします。ヘッダーは表示領域が端末によって異なり、上下左右が一部カットされる場合があります。特に上下各60px程度は見切れる恐れがあるため、重要な要素は中央の「1500×380px」のエリア内に収めると安心です。またヘッダー左下部分はプロフィールアイコンが重なる位置なので、ロゴや文字は配置しないように注意しましょう。
上記をまとめると、アイコンは400×400px、ヘッダーは1500×500pxで作成し、対応フォーマット(JPG/PNG/GIF)・容量内に収めることが重要です。
これらを守れば画像が劣化したり端が切れる心配が減り、意図したデザインをしっかり表示できます。
特に企業アカウントでは解像度の低い画像を使うと信頼感を損ねる恐れがあるため、高解像度かつ適切なトリミングの画像を用意しましょう。
Twitter(X)のアイコン・ヘッダー画像の作り方とデザインのコツ
アイコン・ヘッダー画像はただ規定サイズであれば良いわけではなく、見る人に好印象を与えるデザインに仕上げることが大切です。
ここでは無料デザインツールで画像を作成する方法や、個人・企業アカウント別に押さえておきたいデザインのポイント、さらにアイコンとヘッダーに統一感を持たせるブランディングの秘訣を紹介します。
無料デザインツールで作成する方法(Canvaなど)
デザインに自信がなくても心配いりません。
Canva(キャンバ)などの無料デザインツールを使えば、誰でも簡単にオシャレなアイコン画像やヘッダー画像を作成できます。
CanvaにはあらかじめTwitter/X向けのテンプレートが豊富に用意されており、サイズも自動で設定されるため一からデザインを作る手間が省けます。
例えばヘッダー画像をCanvaで作る手順は次のとおりです:
初めて使う場合は無料登録が必要です。
Canva内で「Xヘッダー」と検索するより「Twitterヘッダー」で探したほうがテンプレートが多く表示されました。
豊富に出てくるテンプレートの中から好きなデザインを選びます。
ポップ、シンプル、ビジネス向けなど様々なカテゴリがあります。目的に合ったスタイルを選びましょう。
テンプレート上の写真やイラスト、背景色を自分の用意した素材に置き換えたり、テキストを入力してキャッチコピーを入れることができます。
フォント(字体)や色も自由に変更できるので、アイコンやブランドカラーに合うものに調整しましょう。
Canvaでは「PNG」や「JPG」で保存可能です。
その後、Twitter(X)のプロフィール編集画面でヘッダー画像をアップロードすれば変更完了です。
このように、無料ツールを使えば専門知識がなくても数分で見栄えのする画像が用意できます。
実際、Canvaならドラッグ&ドロップで写真や文字を差し替えるだけなので、「自分でヘッダーを作るなんて無理!」と思っていた人でも驚くほど簡単に作成できます。
ぜひ一度試してみてください。
好印象を与えるデザインのポイント【個人・企業アカウント別】
アイコン・ヘッダー画像をデザインする際は、以下のポイントに注意すると見る人に好印象を与え、フォローされやすくなります。
ピンぼけ・低解像度・切り伸ばし画像は安っぽい印象を与えてしまいます。特に企業アカウントでは画質の悪さが信用低下に直結します。スマホで撮った写真を使う場合も、明るさや解像度に注意し、可能であれば加工ソフトで鮮明さを調整しましょう。ヘッダーの推奨サイズ1500×500pxに満たない小さな画像は避け、推奨サイズ以上で用意することが大切です。
以上を意識すれば、個人・企業いずれのアカウントでも好印象で魅力的なプロフィールに近づきます。
例えば個人アカウントでは「明るい表情の顔写真+シンプルな趣味紹介のヘッダー」にすると親しみやすさが伝わりフォローされやすくなりますし、
企業アカウントでは「高品質なロゴ画像+ブランドメッセージ入りのヘッダー」で信頼感・プロフェッショナル感を演出できます。
反対に以下のようなケースはNG例です:
- アイコンが初期のまま
- ヘッダーが低画質または他所から無断転載した画像
- 文字だらけで読めない
- アイコンとヘッダーのデザインがチグハグ
- 大事なキャッチコピーがアイコンに隠れている…etc
心当たりがあれば、早速見直してみましょう。
アイコン・ヘッダーを統一感あるブランディングに仕上げるには?
複数の要素があるプロフィールでは、デザインに一貫性(統一感)を持たせることがブランディング成功の鍵です。
アイコン画像・ヘッダー画像・投稿内容を視覚的に統一させることで、個人や企業の世界観がより強く伝わり、アカウント全体の印象が格段に向上します。
統一感を出す具体的なポイントは次のとおりです:
- 色を揃える:
ブランディングではカラー戦略が重要です。
アイコンとヘッダーで共通のテーマカラーを使うことで、一体感が生まれます。
企業ならコーポレートカラー、個人でも自分のイメージカラーを決め、背景や文字色に取り入れましょう。
たとえばブランドカラーが青なら、アイコンの服装や背景に青を使い、ヘッダーも青系統でまとめるといった具合です。
色数は多用せずベース+アクセントなど2~3色に絞ると統一感が高まります。 - フォントやスタイルを揃える:
ヘッダー画像に文字を入れる場合、フォント(書体)選びも重要です。
ブランドイメージに合うフォントを選び、他の資料や投稿画像でも同じ系統のフォントを使えば、一貫した雰囲気を演出できます。
またアイコンとヘッダーのテイスト(写真の雰囲気やイラストのタッチ)も合わせましょう。
片方がポップで片方がシックだと違和感が出るため、共通のテイスト・モチーフを意識してください。 - ロゴやシンボルの連携:
企業アカウントの場合、アイコンに企業ロゴを使っているならヘッダーにもそのロゴや関連グラフィックを配置すると統一感が高まります。
イベント・キャンペーン用ハッシュタグなどを入れる際も、デザインのトーンを合わせて作り込むと「○○といえばこのアカウント」という認知向上につながります。
個人でも、自分の創作キャラクターをアイコンにしているならヘッダーに作品ギャラリーを載せるなど、関連性を持たせると効果的です。
このように視覚要素を統一することで、プロフィールを訪れた人に強い印象を与え、覚えてもらいやすくなります。
「名前を見なくても、このアイコンとヘッダーですぐ誰だかわかる」という状態が理想です。
それがセルフブランディングの大きな助けになるでしょう。
Twitter(X)のアイコン・ヘッダーの設定方法【スマホ/PC別】
作成したアイコン画像・ヘッダー画像は、プロフィール編集からすぐに設定できます。ここではスマホアプリの場合とPCブラウザの場合に分けて手順を説明します。
いずれも難しい操作はなく数十秒で変更可能ですので、手順に沿って進めてみてください。
スマホアプリでの変更手順(iPhone/Android)
スマートフォンのTwitter (X)公式アプリから、アイコンやヘッダーを変更する手順です。基本的にiPhoneでもAndroidでも操作は似ています。
まずTwitterアプリを開き、プロフィールページに移動します。(画面左上の自分のアイコンをタップし、メニューから「プロフィール」を選択します。)プロフィール画面が表示されたら、右上にある「プロフィールを編集」ボタン(もしくは「変更」ボタン)をタップしてください。
次に、編集画面で変更したい画像部分のカメラアイコンをタップします。
アイコン画像を変更したい場合はアイコン部分の📷マークを、ヘッダーを変更したい場合はヘッダー画像の📷マークをタップしましょう。
するとスマホ内の画像選択画面が開くので、使用したい写真を選択します。
選択後、画面上で指を使って画像の位置や拡大縮小を調整できます。
円形の枠(アイコンの場合)や表示枠(ヘッダーの場合)に収まるようにうまく位置合わせしてください。完了したら画面右上の「完了」をタップし、さらに「保存」をタップすれば、新しいアイコン/ヘッダーがプロフィールに反映されます。
以上でスマホからのアイコン・ヘッダー設定は完了です。
変更後、自分のプロフィール画面で新しい画像が表示されているか確認しましょう。
PCブラウザでの設定ステップ
続いて、PCのウェブブラウザからTwitter (X)のプロフィール画像・ヘッダー画像を変更する手順です。操作手順自体はスマホアプリの場合とほぼ共通しています。
まずPCでXにログインし、自分のプロフィールページに移動します。
プロフィール画面右側にある「プロフィールを編集」ボタンをクリックしてください(上図参照)。
すると編集画面がポップアップしますので、変更したいプロフィール画像またはヘッダー画像の上にあるカメラアイコンにマウスオーバーします。
クリックすると「画像をアップロード」または「削除」の選択肢が表示されるので、アップロードを選び、PC内に保存してある新しい画像ファイルを選択します。
画像を選ぶと、必要に応じてトリミング(切り取り位置)の調整画面が表示されます。
ドラッグ操作で表示位置を調整し、問題なければ適用(完了)をクリックします。
最後に編集画面の「保存」ボタンをクリックすれば変更完了です。
ブラウザ版ではスマホアプリのようなフィルター機能等はないので、事前にアップロード用の画像を用意しておきましょう。
以上のように、PCからでも簡単にアイコン・ヘッダーを変更できます。
会社PCから公式アカウントの画像を差し替える場合などは、このブラウザ手順を参考にしてください。
画像がうまく反映されないときの対処法とは?
通常、プロフィール画像やヘッダーを変更すると即座に新しい画像が表示されます。
しかし、稀に「画像を変更したのに反映されない」「なぜか変更できない」といった不具合が起こることがあります。
考えられる原因はいくつかありますが、以下に対処法をまとめました。
- 時間をおいて再確認する:
変更直後に反映されない場合でも、Twitter側の処理遅延で数分~数時間後に更新されるケースがあります。
まずは焦らずしばらく待ってからアプリやブラウザを再起動してみてください。
稀に24時間以上かかる例も報告されています。 - アプリのキャッシュを削除する:
スマホアプリの場合、古いアイコン画像がキャッシュ(一時データ)に残っていて表示が切り替わらないことがあります。
Androidでは「設定」→「アプリ」→「Twitter(X)」→「ストレージとキャッシュ」→「キャッシュを削除」
でクリア可能です。
iPhoneの場合直接キャッシュ削除はできないため、一度アプリを削除して再インストールする方法があります(※ログイン情報をお手元に確認の上お試しください)。 - 画像の形式・サイズを確認する:
アップロードしようとした画像が非対応の形式だったりファイルサイズ超過だと反映されません。
Twitterでサポートされている形式はJPEG/PNG/GIF(GIFアニメは非対応)で、アイコンは2MB以下、ヘッダーは5~10MB程度が上限目です。
規定以上の大容量画像はエラーになるので、画像編集ソフトやウェブツールでリサイズ・圧縮してから再度試しましょう。 - ネット接続を確認する:
アップロード途中に通信が不安定になると画像変更が失敗します。
Wi-Fiとモバイルデータ通信を切り替えてみる、ルーター再起動、電波状況の良い場所に移動する等を試し、安定した通信環境で再アップロードしてみてください。 - 他の端末・ブラウザで試す:
利用中のアプリ自体に不具合がある場合も考えられます。スマホアプリでダメならPCブラウザから変更してみる、あるいは別のブラウザ(ChromeやSafariなど)でログインして試すと、すんなり更新できるケースもあります。
実際「スマホでは旧アイコンのままだったのに、PCで見たら新アイコンが表示されていた」という例もあります。 - X Blue利用時の仕様確認:
有料プラン「Twitter Blue(現X Premium)」に加入している場合、プロフィール画像の変更に審査が入ることがあります。
青い認証バッジを持つアカウントは、アイコンや表示名を変えると一時的に認証マークが外れて再認証待ち(「確認中」表示)の状態になり、最長で48~72時間程度反映が遅れる場合があります。
この場合はこちらから対処できないため、審査完了を待つほかありません。 - アカウントの一時制限:
ごく稀ですが、アカウントに何らかの制限がかかってプロフィール編集自体ができなくなっているケースもあります。
心当たりなく変更できない場合は、Xからの通知やメールでアカウント状態を確認してみましょう。
以上をチェックすれば、大抵の「画像が反映されない」トラブルは解決できるはずです。
それでも解決しない場合、Xのヘルプセンターや公式サポートに問い合わせてみるとよいでしょう。
Twitter Xのアイコン・ヘッダーに関するよくある質問【Q&A】



画像サイズオーバーでアップロードできない場合は?
- 画像のサイズが大きくてアップロードができなかったみたいです。どのような対応方法がありますか?
-
残念ながら、画像のファイルサイズが大きすぎるとアップロードに失敗します。
その場合は画像を圧縮・リサイズしてから再アップロードしましょう。
前述のとおり、プロフィールアイコンは2MB以下、ヘッダー画像は10MB以下程度が一つの目安です。
例えばスマホで撮った高画質写真はそのままだと数MBを超えることがありますので、画像編集アプリで長辺を縮小する、画質を少し落とすなどしてサイズを調整してください。
形式についても、たとえばPNGはJPEGよりファイルサイズが大きくなりがちなので、どうしても容量が収まらない場合はJPEG形式で保存し直すのも有効です。
また画像のピクセルサイズ(解像度)も確認しましょう。
Twitterの推奨サイズ以上に大きな解像度の画像もアップロード自体は可能ですが、無駄に大きすぎると自動圧縮され画質が劣化する可能性があります。そのため、できるだけ推奨サイズ程度の解像度に合わせた画像を用意することをおすすめします。
ヘッダーがスマホで見切れるのを防ぐには?
- せっかくつくったヘッダー画像がスマホで見切れてしまいます。何故でしょうか?
-
スマートフォン表示でヘッダー画像の上下端や左右端が切れてしまうのは、表示領域の違いによるものです。これを防ぐには「安全領域」を確保したデザインにすることが重要です。
上図はヘッダー画像の表示領域の違いを示した例です。
赤枠部分がスマホで見切れてしまう範囲、青枠部分がPCで見切れてしまう範囲を表しています。
このように、スマホでは上部にステータスバー(時間や電池残量)や戻るボタンなどが重なる関係でPCよりもさらに上下が狭く表示されます。
一方でPCでは画面幅が広いため左右が多少カットされます。さらに左下部分はPC表示時にアイコン画像で隠れる点にも注意が必要です。
対策としては、重要な要素(伝えたい文字やロゴ、人物の顔など)はヘッダー中央の安全な範囲内に配置することです。
具体的には推奨サイズ1500×500pxのうち、上下各60pxを除いた1500×380pxのエリアを確実に表示される範囲と見立てると良いでしょう。
この範囲内にデザインの主役が収まるようレイアウトすれば、スマホでもPCでも大事な情報が見切れず表示できます。
逆に、端や左下隅には装飾的な背景要素以外置かないようにします(企業ロゴを左下に配置するとPCでアイコンに隠れるためNG、など)。
加えて、文字は中央寄せにするのも有効です。
テキストが左端ギリギリにあるとスマホで切れやすく読み取れなくなるため、できるだけヘッダー中央付近に配置し、フォントサイズも大きめにとりましょう。
デザインの際はPC用・モバイル用それぞれの見え方をシミュレーションできるテンプレートを活用するのもおすすめです。(※SNS運用支援企業などがデザインガイド用の原寸テンプレートを配布している場合があります。)
企業アカウントで気をつけたい表示崩れ・著作権の注意点は?
- 弊社でもSNSを活用した採用を強化したいと思っています。企業アカウント(もしくは、代表アカウント)を運営していくうえで、気を付けたい点はありますか?
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企業公式アカウントの場合、デザイン面とコンプライアンス面の両方に注意が必要です。
まず表示崩れに関しては、企業のヘッダーには社名ロゴやスローガン等を入れることが多いため、前述の見切れ対策を特に徹底しましょう。
会社ロゴが半分切れている、キャッチコピーの文字がスマホで見切れて読めない、といった事態はブランドイメージ低下につながります。
必ず複数端末でプレビュー確認し、必要であれば文字サイズや配置位置に余裕を持たせてください。
また企業アカウントは堅めのデザインになりやすいですが、情報を詰め込みすぎると逆効果です。
余白を活かしつつ伝えたいメッセージをシンプルに表現することで、かえって信頼感のある洗練された見た目になります。
次に著作権等の注意点です。企業アカウントは一般ユーザー以上に世間からの目が厳しく、不適切な画像利用は炎上や法的トラブルに発展しかねません。
他人が権利を持つ画像(イラストや写真、キャラクター、芸能人の写真など)を無断でアイコンやヘッダーに使用するのはNGです。
たとえネット上で見つけた画像でも、私的利用の範囲を超えて多数のユーザーの目に触れるSNSアイコンは著作権侵害とみなされる可能性があります。
必ず自社で用意した素材か、フリー素材サイトの商用利用可能な画像を使用しましょう。
自社ロゴに関しても、デザイナー等が作成したものであれば社内での許諾範囲を確認しておくと安心です。
また、企業ゆえに守るべきブランドガイドラインも確認してください。
他の媒体で決まっているロゴの色・余白・最低サイズ等の規定があれば、Twitterのヘッダー画像でもそれを踏まえる必要があります。
表示崩れを避けようと極端にロゴを小さく配置するとブランド規定に反する場合もありますので、バランスよくデザインしましょう。
まとめると、企業アカウントでは「表示の最適化(見切れ・レイアウト崩れ防止)」と「適切な素材選び(著作権順守)」が特に重要です。
これらに留意して作成されたアイコン・ヘッダーは、ユーザーからの信頼感を高め、企業イメージ向上に大いに役立ちます。
まとめ|Twitterのアイコン・ヘッダーを整えて、魅力的なプロフィールに
以上、Twitter(X)のアイコン・ヘッダーについて、意味・役割から作り方、設定方法、注意点に至るまで詳しく解説しました。
アイコン画像とヘッダー画像はアカウントの第一印象を左右する重要ポイントです。
適切なデザイン・サイズで設定すれば、伝えたいイメージを的確に伝え、ユーザーの記憶にも残りやすくなります。
個人であれば「この人にフォローされたい」と思われる魅力を、企業であれば「信頼できるブランドだ」と感じてもらえる印象を与えることができるでしょう。
ぜひ本記事で紹介したポイントを押さえつつ、ご自身のアイコン・ヘッダーをチェックしてみてください。
最後に、アイコン・ヘッダーの設定はゴールではなくスタートです。
プロフィールビジュアルはアカウント運用の中で、季節のイベントやキャンペーンに合わせて変えたり、成長に応じてブラッシュアップしたりすることも有効です。
常に「自分(自社)のブランドや目的に合った見せ方になっているか」を意識し、必要に応じてアップデートしていきましょう。
その積み重ねがSNS運用成功のコツと言えるでしょう。今日からぜひ、あなたのTwitterプロフィールをより魅力的に磨き上げてみてください。


X運用研究所は、Momemtum Marketingが運用する、X運用ノウハウを体系的に学べるオウンドメディアです。
SNSを“ただの発信手段”から、“価値を生み出す武器”へ。
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