【2026年版】Twitter(X)で新規顧客を開拓する完全ガイド|見込み客を見つける検索術とアプローチ手法

X運用研究所は、Momemtum Marketingが運用する、X運用ノウハウを体系的に学べるオウンドメディアです。
SNSを“ただの発信手段”から、“価値を生み出す武器”へ。
このメディアは、すべてのXユーザーの可能性を広げる研究と実践のプラットフォームです。
X道場 ~for Bussiness~
X(旧Twitter)は、単なる情報発信ツールではなく、大きな成果をもたらす強力なマーケティングプラットフォームです。
弊社のサービス「X道場」では、フォロワーを増やすだけではなく、ビジネス目標に直結する本質的なXマーケティングを実践します。企業様から一般ユーザーまで幅広く使用いただけるプラットフォームです。

多くの企業がWebマーケティングにおいて「新規顧客の獲得」という課題に直面しています。SEO(検索エンジン最適化)やリスティング広告のCPA(獲得単価)が高騰する中で、今、改めて注目されているのがTwitter(現X)を活用した新規顧客開拓です。
「Xは拡散力が強い」と漠然と理解していても、それをビジネスの売上やリード獲得に直結させる具体的な手法を確立できている企業は多くありません。単なる認知拡大(広報)ではなく、「売上を作るためのマーケティングチャネル」としてXを運用するには、正しい戦略と最新のアルゴリズム理解が必要です。
本記事では、X運用のプロフェッショナルであるMomentum Marketingの知見をベースに、見込み客を検索で見つけ出し、アプローチして成約に結びつけるまでの「ソーシャルセリング」の全手法を解説します。
なぜ今、Twitter(X)が新規顧客開拓に必須なのか

2025年現在、Xは単なる「つぶやきの場」から、ビジネスにおける「リアルタイムな情報検索エンジン」兼「コミュニティプラットフォーム」へと進化を遂げました。ここでは、なぜ今XがB2B、B2C問わず新規開拓において最強のツールとなり得るのか、その理由を3つの視点から紐解きます。
Google検索から「SNSタグる」への検索行動の変化
かつて、情報を探す際の第一選択肢はGoogle検索(ググる)でした。しかし、SEO対策され尽くした記事やアフィリエイトサイトが上位を占める現状に対し、ユーザーは「リアルな口コミ」や「忖度のない意見」を求めるようになっています。
これが「タグる(ハッシュタグ検索)」や「SNS内検索」へのシフトです。
ユーザーは、商品やサービスの導入検討時に、まずXで企業名やサービス名を検索し、実際に利用している人の「生の声」を確認します。「公式HPには良いことしか書いていないが、X上の評判はどうなのか?」という裏取りが行われるのです。
逆に言えば、X上に良質な口コミや、課題解決につながる発信が存在しない企業は、比較検討の土俵にすら上がれない時代になっています。新規顧客を開拓するためには、ユーザーが検索行動を起こしたその瞬間に、自社のアカウントやコンテンツが「答え」として表示される状態を作っておく必要があります。
B2Bでも有効?決裁者・担当者と直接つながるスピード感
「Twitter(X)はB2C向けで、B2Bには向かない」というのは過去の誤解です。実際には、多くの経営者、マーケティング担当者、エンジニア、人事担当者が、情報収集やネットワーキングのためにXを実名(あるいは実名に近い形)で利用しています。
Xの最大の強みは、企業の「問い合わせフォーム」という強固なゲートキーパーをスルーして、決裁者や担当者と直接コミュニケーションが取れる点にあります。
通常、テレアポやメール営業では受付で断られるような相手でも、X上で有益な情報を発信し、適切なリプライ(返信)交流を行っていれば、DM(ダイレクトメッセージ)一本で商談につながるケースは珍しくありません。この「距離の近さ」と「スピード感」こそが、スタートアップから大手企業までがX活用に注力する最大の理由です。
広告費ゼロから始められるコストパフォーマンスの高さ

リスティング広告やMeta広告(Facebook/Instagram広告)は、即効性がある反面、停止すれば流入も止まります。また、競合が増えるにつれてクリック単価は上昇し続ける傾向にあります。
一方で、Xのオーガニック運用(広告を使わない通常の投稿)にかかる金銭的コストは実質ゼロです。必要なのは、戦略的な「時間」と「知恵」の投資だけです。
正しい運用を行い、フォロワーとの信頼関係(エンゲージメント)を構築できれば、1つのポストが数千、数万人に届くこともあります。この資産性の高さは、広告予算が限られている中小企業や、CPAを下げたいマーケターにとって非常に魅力的です。初期投資を抑えつつ、テストマーケティングを行いながら顧客を開拓できる点は、他の施策にはないXならではのメリットと言えるでしょう。
いきなりポスト(ツイート)を始めたり、見込み客にアプローチしたりするのは悪手です。Xでの新規開拓は、アカウントという「店舗」の準備が9割を決めると言っても過言ではありません。ここでは、ユーザーに信頼され、フォローされるための基盤作りについて解説します。
ターゲット(ペルソナ)の悩みと検索キーワードを特定する
誰に届けたいのかが曖昧な発信は、誰にも刺さりません。まずは自社のサービスが解決できる「ターゲット(ペルソナ)」を明確に定義しましょう。
Webマーケティングにおけるペルソナ設定と同様に、以下の項目をX向けに具体化します。
- 属性: 業界、職種、役職、年齢層
- 抱えている悩み(Pain): 業務上の課題、解決したい不満
- X内での行動: 誰をフォローしているか、どんなキーワードで検索しているか、どんなハッシュタグを見ているか
例えば、あなたが「経理業務効率化ツール」を販売している場合、ターゲットは「中小企業の経理担当者」や「ひとり社長」になります。彼らは「経理 面倒」「インボイス 対策」「確定申告 憂鬱」といったキーワードで検索し、悩みを吐露している可能性があります。
この「ターゲットが使いそうな検索キーワード(話し言葉)」をリストアップすることが、後のコンテンツ作成や能動的なアプローチにおいて極めて重要になります。
信頼残高を貯める「ランディングページ代わり」のプロフィール作成

Xにおいて、プロフィール画面は「LP(ランディングページ)」そのものです。
ユーザーはあなたの有益なポストを見て、「この人は誰だろう?」と興味を持ち、プロフィール画面に遷移します。ここで「フォローするメリット」や「信頼性」を感じてもらえなければ、離脱されて終わりです。
効果的なプロフィールを作成するための構成要素は以下の通りです。
- ヘッダー画像: 看板です。「何屋さんか」「何を提供しているか」を一目で伝えるキャッチコピーとビジュアルを配置します。
- アイコン: 人の顔が見える写真、または信頼感のあるロゴ。B2Bなら清潔感のある実写が推奨されます。
- 名前: 「氏名|肩書き@提供価値」の形式が基本です。(例:田中太郎|X運用コンサルタント@月10件リード獲得のプロ)
- プロフィール文(Bio): 160文字をフル活用し、以下の3要素を盛り込みます。
- Who(誰が): 経歴、実績、権威性(〇〇業界10年、支援実績100社など)
- What(何を): 発信内容、提供サービス
- Why(なぜフォローすべきか): ユーザーが得られるメリット、オファー
「〇〇が好きです」といった個人的な趣味は、ビジネスアカウントであれば最小限に留め、プロフェッショナルとしてのスタンスを明確にしましょう。
固定ポストで自社の強みとオファーを明確にする
プロフィール文の下に配置できる「固定ポスト(Pinned Post)」は、最もクリック率が高い一等地です。ここには、ビジネスの成約に直結する「キラーコンテンツ」を配置します。
具体的には以下のようなコンテンツが有効です。
- リードマグネット: 「〇〇完全攻略ガイド」「業界別事例集」などのホワイトペーパーや動画講座の配布(LINE公式アカウントやメルマガへの誘導)。
- 自己紹介(詳細版): noteやブログ記事へのリンク。プロフィール文では書ききれない想いや実績、サービスの強みを深く伝えます。
- 最強の実績: 「〇〇社にて売上200%達成した施策の裏側」など、権威性を証明する事例コンテンツ。
固定ポストを見て、「この人の情報は有益だ、もっと詳しく知りたい」と思わせることができれば、その後のWebサイトへの誘導率は劇的に向上します。
【プル型】発信で新規顧客に見つけてもらう運用テクニック

準備が整ったら、次はコンテンツの発信です。プル型のアプローチとは、有益な情報を発信し続けることで、見込み客から「発見してもらい」「フォローしてもらう」戦略です。
ユーザーの課題解決(お役立ち)コンテンツの発信法
ビジネスアカウントの運用で最も陥りやすい失敗は、「自社の宣伝ばかりしてしまうこと」です。Xのユーザーは広告を嫌います。求められているのは「役立つ情報(GIVE)」です。
コンテンツ作成においては、「GIVE 8割:TAKE 2割」の法則を意識しましょう。
- GIVE(お役立ち情報): 業界のトレンド解説、ノウハウ、業務効率化のTips、失敗談とその対策など。ターゲットの「不」を解消する情報を惜しみなく公開します。「有料級の情報を無料で出す」姿勢が信頼を生みます。
- TAKE(宣伝・PR): 自社セミナーの告知、サービスの導入事例、キャンペーン情報など。信頼残高が貯まって初めて、これらの宣伝が受け入れられます。
また、140文字(X Premiumなら長文も可)の中で、結論から書き出し、箇条書きを活用するなど、「可読性(読みやすさ)」を意識することも重要です。スマホでスクロールしながら読まれることを前提に、パッと見て内容が入ってくるレイアウトを心がけてください。
インプレッションを最大化する「Xアルゴリズム」の基礎知識
せっかく良いコンテンツを作っても、誰にも表示されなければ意味がありません。多くの人に見てもらう(インプレッションを増やす)ためには、Xのアルゴリズムに好かれる必要があります。
2025年現在のアルゴリズムにおいて、重要視されている指標は以下の通りです。
- 滞在時間と詳細クリック: ユーザーがポストの手を止め、長く読んだか。画像をタップしたり、スレッドを開いたりしたか。
- リプライ(会話): ポストに対してリプライが発生し、それに対して返信を行い、会話が往復しているか。双方向のコミュニケーションが高く評価されます。
- リポスト(拡散): 第三者による拡散。
- 外部リンクの扱い: 外部リンクを含むポストはインプレッションが伸びにくい傾向にあります。リンクを貼る場合は、スレッド(ツリー)の2つ目の投稿に貼るか、リンクカードではなく画像+テキストリンクにするなどの工夫が必要です。
特に「リプライ」の重要度は増しています。投稿しっぱなしにするのではなく、ついたコメントには必ず返信し、コミュニケーションを活性化させることが、結果的にタイムラインへの露出増加につながります。
新規層にリーチするためのハッシュタグとトレンド活用
フォロワー以外の層にリーチするために有効なのが、ハッシュタグとトレンドの活用です。ただし、闇雲にハッシュタグを並べるのは逆効果です。
- 関連性の高いタグを2〜3個まで: 本文の内容と直接関係のあるタグのみを使用します。「#相互フォロー」などのビジネスに関係ないタグは、質の低いフォロワーを集める原因になるため避けましょう。
- 業界特有のタグ: 「#駆け出しエンジニアと繋がりたい」「#マーケティングトレース」など、ターゲット層が日常的に使用・閲覧しているコミュニティタグを活用します。
- トレンドジャック: その日話題になっているニュースやトレンドワードに関連付けて、自社の専門領域からコメントを出します。例えば、新しい税制が話題なら、税理士アカウントが解説を入れるなどです。これにより、爆発的なインプレッション(バズ)を狙うことが可能です。
【プッシュ型】こちらから見込み客を探し出す「ソーシャルセリング」
待っているだけでは出会えない顧客層に対して、こちらから能動的にアプローチするのが「プッシュ型」の戦略、すなわちソーシャルセリングです。ここがX運用の醍醐味であり、Momentum Marketingが最も得意とする領域の一つです。
ニーズが顕在化しているユーザーを探す「高度な検索コマンド」一覧
Xの検索窓は宝の山です。標準のキーワード検索だけでなく、「コマンド検索」を使いこなすことで、今まさに自社のサービスを求めている「ホットな見込み客」をピンポイントで抽出できます。
以下に、新規開拓で使える実践的な検索コマンドを紹介します。
- 完全一致検索: “キーワード”
- 例:”採用 困った”
- 特定のフレーズをそのまま含んでいるツイートを探します。
- OR検索: キーワードA OR キーワードB
- 例:”Web制作” OR “HP制作”
- 表記揺れを網羅して検索したい場合に有効です。
- マイナス検索: キーワード -除外ワード
- 例:”SEO対策” -bot -定期
- Botや定期ツイート、同業者の宣伝を除外し、純粋なユーザーの声を探します。
- 期間指定: since:yyyy-mm-dd until:yyyy-mm-dd
- 例:”インボイス” since:2024-01-01
- 情報が新しい、直近の悩みを探す際に使います。
- 質問・悩み抽出: キーワード ? または キーワード (教えて OR 知りたい OR 助けて)
- 例:”MAツール” (おすすめ OR 教えて)
- 検討段階にあり、誰かのアドバイスを求めているユーザーを直撃できます。
これらのコマンドを組み合わせ、自社のターゲットが発しそうな「悩みワード」を定期的にパトロール(エゴサーチの応用)することで、顕在層リストを作成することが可能です。
売り込み感を出さずに信頼関係を築く「リプライ(返信)」戦略
見込み客のポストを見つけたら、すぐに「弊社にはこんなサービスがあります!」とDMを送るのはNGです。それは飛び込み営業と同じで、警戒されるだけです。まずは「リプライ」で接点を持ちます。
ここでの鉄則は、「売り込まずに、助けること」です。
例えば、「動画編集ソフト、どれがいいか迷うな…」とつぶやいているユーザーに対し、「弊社は動画制作会社ですが、初心者なら〇〇が使いやすくておすすめですよ。ご参考までに!」といった具合に、プロの知見としてフラットなアドバイスを提供します。
返信をもらった相手は、「親切な人だ」と感じてプロフィールを見に来ます。そこで初めて、「あ、この人はプロなんだ」と認識され、フォローや相談につながるのです。
この「Giveのリプライ」を繰り返し、相手に認知され、何度かやり取りが生まれた段階で初めて、信頼関係(ラポール)が築かれたと言えます。
成約率を高めるDM(ダイレクトメッセージ)の送り方とマナー
リプライでの交流を経て、相手の課題感が明確になった、あるいは相手から興味を示されたタイミングで、初めてDMを送ります。
DMの成約率を高めるポイントは以下の3点です。
- パーソナライズ: コピペ文面は絶対に見抜かれます。「先ほどの〇〇についてのポスト、非常に共感しました」「以前、〇〇の件でリプライさせていただいた者です」と、「あなた個人に向けて送っている」ことを明示します。
- ハードルを下げる: いきなり「商談させてください」ではなく、「関連する資料をお送りしてもよろしいでしょうか?」「もしよろしければ、30分ほど壁打ち相手になりませんか?」といった、相手にとって負担の少ないオファー(マイクロコンバージョン)を提示します。
- Permission(許可)を得る: いきなり長文を送るのではなく、まずは挨拶と要件を簡潔に伝え、やり取りの許可を得るスタンスが好印象です。
XのDMは、メールよりもカジュアルですが、ビジネスの場としての礼節を忘れてはいけません。
Twitter(X)新規開拓で陥りやすい失敗と凍結リスク対策

Xは強力なツールですが、プラットフォーム側の規制も年々厳しくなっています。攻めの運用をする上で避けては通れないリスク管理について解説します。
過度なアクションによるシャドウバン・凍結への対策
「短期間に大量のフォローを行う」「全く同じ文言のリプライをコピペで送り続ける」「DMを一斉送信する」といった行為は、Xのシステムに「スパム(迷惑行為)」と判定されるリスクが高いです。
ペナルティを受けると、以下のような状態になります。
- シャドウバン: 本人には通知されませんが、検索結果に表示されなくなったり、リプライが「不適切な内容が含まれている可能性のあるツイート」として非表示にされたりします。
- 凍結: アカウントが一切使用できなくなります。永久凍結されると、同じ電話番号やIPアドレスでの再作成も困難になります。
対策としては、「1日のフォロー数は〇〇人までと決める」「リプライの内容は毎回変える」「外部リンク付きの投稿を連発しない」など、人間らしい自然な挙動を心がけることが重要です。ツールを使った自動化も慎重に行う必要があります。
即ブロックされる「スパム的なアプローチ」の事例
ユーザーは日々、怪しいビジネス勧誘や投資詐欺のアカウントからDMを受け取っています。そのため、少しでも「怪しい」「鬱陶しい」と思われた瞬間、ブロックや通報をされます。
以下のようなアプローチは絶対に避けましょう。
- 「稼げる」「副業」などの煽り文句: 多くのユーザーが最も警戒するワードです。
- 挨拶だけのDM: 「こんにちは!」「フォローありがとうございます!」だけのDMは、その後の勧誘を予感させるため無視されます。
- 相互フォロー目的の無差別フォロー: ターゲット外のユーザーをフォローして、フォロバされなければリムーブ(フォロー解除)する行為は、ブランド毀損につながります。
「企業としての品格」を保ち、相手の時間を奪わない配慮のあるコミュニケーションこそが、長期的なアカウントの安全性につながります。
まとめ:Twitter(X)は継続的な関係構築こそが最大の開拓術
Twitter(X)を活用した新規顧客開拓は、一朝一夕で成果が出る魔法の杖ではありません。しかし、正しい戦略で「準備」をし、有益なコンテンツで「プル(集客)」し、適切なタイミングで「プッシュ(対話)」するサイクルを回せば、広告費をかけずに質の高いリードを獲得し続ける資産となります。
重要なのは、「B2Bであっても、画面の向こうにいるのは感情を持った人間である」という原則を忘れないことです。
アルゴリズムハックやテクニックも重要ですが、最終的に人を動かすのは「信頼」と「共感」です。あなたの会社が持つ専門知識で、困っているユーザーを助ける。その積み重ねが、強固なブランドとなり、指名検索や紹介を生み出す土壌となります。
Momentum Marketingでは、こうしたX運用の戦略設計から日々の運用支援、リスク管理まで、企業のフェーズに合わせたコンサルティングを行っています。「社内にリソースがない」「やってみたが成果が出ない」とお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
2025年、進化したXの検索機能を味方につけ、新しい顧客との出会いを創出していきましょう。

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