Twitter(X)通知が消えない原因は?設定の見直し方と対処法を徹底解説【スマホ・PC対応】
-の名前変更方法-表示名とユーザー名の違いも徹底解説!-11.png)

X運用研究所は、Momemtum Marketingが運用する、X運用ノウハウを体系的に学べるオウンドメディアです。
SNSを“ただの発信手段”から、“価値を生み出す武器”へ。
このメディアは、すべてのXユーザーの可能性を広げる研究と実践のプラットフォームです。
X道場 ~for Bussiness~
X(旧Twitter)は、単なる情報発信ツールではなく、大きな成果をもたらす強力なマーケティングプラットフォームです。
弊社のサービス「X道場」では、フォロワーを増やすだけではなく、ビジネス目標に直結する本質的なXマーケティングを実践します。企業様から一般ユーザーまで幅広く使用いただけるプラットフォームです。

Twitter(現X)を使っていて、「通知がずっと消えない…」という現象にお困りではありませんか?
通知をすべて確認したはずなのにアプリアイコンに赤いバッジや数字が残り続けると、不安になりますし、大事なお知らせを見逃してしまうかもしれません。
実際、2022年頃から「通知バッジの『1』が消えない」というユーザー報告が急増し、2024年以降も同様の不具合が度々話題になっています。
本記事では、Twitter(X)の通知が消えない原因と対処法をスマホ・PCそれぞれのケースで詳しく解説します。
原因を理解し正しく対処すれば、煩わしい通知バッジ問題から解放され、快適にTwitterを利用できるでしょう。
Twitter(X)の通知とは?仕組みと種類をおさらい
まず、Twitter(X)の「通知」の基本をおさらいします。
通知とは、自分のアカウントに対する他ユーザーからの反応やTwitter側からのお知らせを知らせてくれる機能です。
フォローやいいね、リプライ(返信)といったアクションが発生すると、リアルタイムで通知が届き、ユーザーが見逃さないようにアプリ内や端末上で知らせてくれます。
ここでは通知で届く内容の種類や、スマホとPCでの表示場所、そして「通知センター」と「通知タブ」の違いについて解説します。
通知で届く内容一覧|「いいね」「フォロー」「リプライ」など

Twitterでは以下のようなユーザーのアクションに応じて通知が届く仕組みになっています。
- いいね(「いいねしました」) – 自分のツイートが他のユーザーにいいねされると通知
- リツイート – 自分のツイートがリツイート(共有)されると通知
- リプライ(返信) – 自分のツイートに返信があれば通知
- フォロー – 新しく誰かにフォローされたときに通知
- メンション – @ユーザー名で自分宛てに言及されたときに通知
- リスト追加 – 自分のアカウントが他人のリストに追加された際にも通知
- タグ付け – 自分が写真にタグ付けされた場合の通知
- ハイライト – フォロー中ユーザーの重要な投稿やトピックのハイライト通知(※アルゴリズムによるおすすめ通知)
このように様々な種類の通知があり、通知タブにはこれらあらゆる通知が集約されます。
また、通知内容によってはプッシュ通知(スマホのポップアップ通知)やメール通知で届く場合もあります(これについては後述します)。
通知の表示場所|スマホアプリとPCでの違い
スマートフォンでは、Twitterアプリ内の「通知タブ」(ベルのアイコン)に未読の通知一覧が表示され、該当するタブのアイコンに赤いバッジ(未読件数)や青い丸印が付きます。
一方でスマホ本体(iPhoneやAndroid)のシステムにも通知が届き、ロック画面や通知センターに表示されます。
例えば下の画像はiPhoneのロック画面に表示されたTwitterのプッシュ通知の例です(誰かがあなたのツイートにいいねしたお知らせ)。

スマートフォンではTwitterアプリの通知だけでなく、OSの通知としてロック画面や通知センターにも表示されます。
画像はiPhoneのロック画面通知の例で、Twitterから「○○さんがいいねしました」という通知バナーが表示されています。
このように、アプリを開かなくても端末自体に通知が届く仕組みになっています。
PCの場合はどうでしょうか?
PC版Twitter(Web版)でも画面左側のメニューに「通知」タブがあり、クリックすると通知タイムライン(通知一覧)を見ることができます。
ただし、PCではスマホのようなアプリアイコンのバッジ表示はありません。
代わりに、ChromeやFirefoxなどのブラウザでプッシュ通知を許可しておけば、デスクトップ上にポップアップで通知が表示されます。
Web版の通知はブラウザに依存するため、通知が来ない場合はブラウザの通知設定やキャッシュを確認すると良いでしょう(詳細は後述)。
「通知センター」と「通知タブ」の違いとは?
スマホで通知を確認する際によく混同されるのが「通知センター」と「通知タブ」です。
通知センターとは、スマートフォン本体の機能で、過去の通知履歴を一覧表示する場所を指します。
iPhoneなら画面上部から下にスワイプ、Androidなら通知バーを下ろすことで、各種アプリの通知が時系列でまとめて確認できます。
一方、通知タブはTwitterアプリ内(またはWeb版)の機能で、Twitterにおける自分宛ての反応やお知らせのみを表示する専用タブです。
例えば他のアプリの通知やシステム通知は通知タブには出てきません。
通知センターと通知タブ、それぞれ独立した場所なので表示内容や既読処理は連動しません。
端的に言えば、「通知センター」はスマホ全体の通知履歴置き場、「通知タブ」はTwitter専用の受信箱と考えると良いでしょう。
Twitterアプリで通知を既読にしても、通知センター上には履歴として残る場合がありますし、その逆も然りです。
混同しやすいですが、バッジ(未読数)が付くのはTwitterアプリ内の通知タブであり、スマホの通知センターとは切り離された存在だと覚えておきましょう。
Twitter(X)で通知が消えないのはなぜ?よくある原因
それでは本題の「通知が消えない」現象について、考えられる原因を見ていきます。
通知バッジが残り続ける原因は一つではなく、設定の見落としからアプリの不具合まで様々です。
ここでは特によくある原因を3つ紹介します。当てはまるものがないか、一つずつ確認してみましょう。
通知設定がオフになっていないかを確認
まず疑うべきは通知設定が適切かどうかです。
例えば、iPhoneの場合は本体の「設定」アプリ内の通知設定でTwitterの「バッジ」がオフになっていると、アプリ内で通知を確認してもホーム画面のアイコンに未読バッジが反映されません。
意図せずバッジ表示だけオフにしてしまっていると、「通知自体は読んでいるのにバッジだけ残る」状態になります。
また、Twitterアプリ内の通知設定とスマホ本体(iOS/Android側)の通知許可設定が食い違っていると、通知の既読処理が正常に行われないケースもあります。
対処: スマホの設定でTwitterの通知が許可されており、「バッジ」(アイコンの数字表示)がオンになっているか確認しましょう。加えて、Twitterアプリ内の「設定とプライバシー > 通知」で各種通知がオフになっていないかも見直します。もし通知周りの設定を最近変更した覚えがある場合は、その影響でバッジが残っていないか疑ってみてください。
見逃し・未読・既読バグによる表示残り
最も多い原因がこちらです。単純な見逃しや未読の通知が残っている場合、当然ながら通知バッジは消えません。特に見落としがちなのが「通知タブ以外の未読通知」です。具体的には:
- ダイレクトメッセージ(DM)の未読: DMは通知タブとは別の「メッセージ」タブで管理されますが、新規DM受信時にもアプリアイコンにバッジが付きます。DMを開封しない限り未読扱いのままなので、通知タブをいくら確認してもバッジが消えないことがあります。また、DMには「メッセージリクエスト」フォルダ(フォロー外ユーザーからのDMが入る受信箱)もあり、そこに気付かず未読が溜まれているケースもあります。
- フォローリクエストの未処理: 自分のアカウントが非公開(鍵アカ)の場合、新規フォロリク(フォローリクエスト)の承認待ちが通知としてカウントされます。これを処理しないと未読通知ありと見なされ、通知バッジが残る原因になります。
- サブアカウント側の未読: Twitterでは複数アカウントを切り替えて使えますが、メイン以外のサブアカウントに未読通知がある場合、メインで新規通知がなくてもバッジが表示され続けることがあります。特に長らく切り替えていない裏アカウントなどがあると要注意です。
以上のように、ユーザーの見逃しによる未読が原因のケースは多いです。
加えて、既読にしたはずの通知がバグで未読扱いのまま残ることもあります。
例えばアプリ内で通知を開いたのにサーバー側に同期されず既読にならない、あるいは通知タブを開いても最新状態に更新されず古い未読が残留する、といった不具合です。
このような同期ズレや表示バグの場合も、結果的にバッジが消えない現象が起こります。
キャッシュや通信環境による影響とは?
通知が消えない原因には、アプリやブラウザのキャッシュ(一時データ)が悪さをしている可能性もあります。
長期間アプリを使い続けてキャッシュが肥大化すると、表示が古い状態のまま更新されない、という不具合が起きることがあります。
特に「通知タブを開いても内容が更新されない」「既読にした通知がずっと未読のままカウントされている」といった場合はデータ同期の不良が疑われます。
またインターネットの接続状況が不安定なときにも、通知の既読情報がサーバーと同期されずバッジが残るケースがあります。
対処: まずは通信環境を確認しましょう。電波状況が悪かったり通信制限がかかっていたりしないかチェックします。その上で、アプリやブラウザのキャッシュクリアを試すのも有効です。アプリ版Twitterなら設定からキャッシュを削除する、または一度ログアウトしてログインし直すことでデータをリフレッシュできます。ブラウザ版を利用している場合は、ウェブブラウザのキャッシュやCookieを削除したり、シークレットモードでアクセスし直すと通知状態が改善することがあります。
以上の原因を踏まえ、次の章では具体的な対処法を手順として解説します。自分のケースに合いそうな対処から順番に試してみてください。
通知が消えないときの対処法|すぐ試せる解決ステップ
通知バッジが消えないトラブルに遭遇した場合、原因の切り分けと解消のためにいくつか試すべき対処法があります。
ここでは基本的な解決ステップを3つ紹介します。
いずれも難しい操作ではないので、順番に実践してみましょう。
差し替え
まず上記に「Xの通知バッジが消えない時に試すこと8選」として代表的な対処法を図解しました。
これは実際に多くのユーザーから効果が報告されている対処法をまとめたものです。この中から特に基本的なステップを3つに絞り、本記事では解説していきます。
1つ目が「通知設定のリセット」、2つ目が「キャッシュ削除とアプリ再起動(環境リフレッシュ)」、3つ目が「アプリのアップデート・再インストール」です。
では順番に見ていきましょう。
手順① 通知設定をリセットしてみる
通知バッジが残る場合、まず通知周りの設定を一度リセット(切り替え)してみるのがおすすめです。具体的には、Twitterアプリ内の通知設定やスマホ本体の通知許可設定を一旦オフにしてからオンに戻す操作です。これにより通知機能が再初期化され、内部で滞っていた未読カウントがリセットされる可能性があります。
例えばiPhoneの場合、本体「設定」→「通知」→「Twitter」で「通知を許可」を一度オフにしてから再度オンに切り替えます。
合わせて「バッジ」の項目もオフ→オンと何度か切り替えてみましょう。
この操作により通知バッジそのものを強制的にリセットできる場合があります。
またTwitterアプリ内の「設定とプライバシー > 通知 > フィルター」で「クオリティフィルター」やミュート設定がオンになっている場合は、一度すべてオフにしてみるのも手です。
フィルターによって隠れていた未読通知が現れ、バッジが消えるケースも報告されています。
このように通知設定を一度オフ→オンと切り替えることで、通知バッジの状態が正常化することがあります。
特に最近設定を変更したり、フィルター機能を使っていた方は試してみてください。
手順② キャッシュの削除とアプリの再起動
次に試したいのはキャッシュクリアとアプリの再起動です。前述したように、キャッシュの不具合で通知が更新されない場合があります。
そのため、アプリ内の不要データを一掃し、再起動することで改善が期待できます。
キャッシュ削除方法の例:
- Twitterアプリ(スマホ版): 「設定とプライバシー > アクセシビリティと表示 > データ利用の設定」内に「メディアストレージ」や「ウェブストレージ」のクリアオプションがあります。これらを実行するとキャッシュが削除されます。
- ブラウザ版Twitter(PC): ご利用のウェブブラウザの設定からキャッシュとCookieを削除してください。Chromeなら「閲覧履歴データの削除」機能でキャッシュ消去が可能です。
キャッシュをクリアしたら、Twitterから一度ログアウトして再ログインしたり、アプリを完全に終了してから再起動してみましょう。
スマホ自体を再起動するのも効果的です。実際、アプリの再起動や端末の電源入れ直しによって通知状態が改善するケースは多く報告されています。
手順③ アプリのアップデート・再インストール
上記を試しても解決しない場合、アプリ自体を最新状態に更新することを検討しましょう。
Twitterアプリの不具合が原因でバッジが消えないケースでは、アプリのアップデートで問題が修正されていることがあります。
App StoreやGoogle PlayでTwitter(X)アプリの最新バージョンが出ていないか確認し、アップデートしてください。
それでも直らない場合は、アプリの再インストール(再セットアップ)が最終手段となります。
一度Twitterアプリをアンインストールし、再度インストールし直すことで、端末に保存されていたキャッシュや設定情報がリセットされ、不具合が解消することがあります。
実際に「再インストールで直った」という報告も多くあります。
再インストールする際は以下の点に注意しましょう:
- ログイン情報の確認: 再ログインが必要になるため、ユーザー名やパスワードを事前に確認しておきます。二要素認証を設定している場合はバックアップコードの準備も忘れずに。
- iPhoneの「Appを取り除く」機能: iPhoneユーザーは、設定の「iPhoneストレージ」からTwitterアプリを「Appを取り除く」ことで、アプリ本体だけ削除しデータ(書類とデータ)は残すこともできます。完全削除が不安な場合はこちらを試し、その後App Storeから再インストールすると、ログイン状態やデータを維持したまま不具合だけ解消できる可能性があります。
再インストール後、必要に応じて通知設定を再度カスタマイズしてください。
最新バージョンかつクリーンな状態で動作させることで、通知バッジ問題が解決する望みは高いです。
端末別|通知設定の見直し方(iPhone / Android / PC)
上記の対処を行う前後で、各端末での通知設定も一度見直してみましょう。
iPhone、Android、PCそれぞれで通知の管理方法が異なるため、基本的なチェックポイントを解説します。
iPhoneでの通知設定チェックと変更方法
iPhoneでは「設定」アプリ内の「通知」から各アプリの通知許可状況を管理できます。画像はTwitter用の設定画面で、上部の「通知を許可」がオン、表示方法として「ロック画面」「通知センター」「バナー」がすべて有効、さらに下部の「サウンド」「バッジ」もオンになっています。【重要】通知バッジを表示させるには、この「バッジ」がオンである必要があります。オフになっているとアプリアイコンに数字が表示されなくなるので注意しましょう。
iPhoneユーザーはまず本体設定の通知でTwitterを選択し、「通知を許可」および「バッジ」がオンか確認してください。また必要に応じてサウンドやロック画面での表示も確認します。ここで問題がなければ、Twitterアプリ内の「設定とプライバシー > 通知」もチェックしましょう。アプリ内では、プッシュ通知で受け取る項目(いいね、リツイート、メンション、DMなど)を細かくオン/オフできます。iOS側とアプリ側、両方の設定が噛み合っていないと通知が正しく処理されない場合があるため、両者を整合させることが大切です。
最後に、iOS自体を最新バージョンに保つことも忘れずに。
古いiOSではアプリとの相性問題が起きるケースもあるため、ソフトウェアアップデートがある場合は適用しておきましょう。
Android端末の通知オン・オフ設定手順
Androidの場合は機種やOSバージョンによって設定画面が多少異なりますが、基本は「設定」アプリ内の通知管理からTwitterの通知を確認します。
一般的な手順としては:
- 設定アプリを開く -> 「アプリと通知」もしくは「アプリ管理」を選択
- アプリ一覧から「X(Twitter)」を探して選択
- 「通知」の項目で、このアプリの通知が許可されているか確認。機種によっては「通知を表示」スイッチや、「通知ドットを許可」という項目があります。ここで通知がブロックされていないことをチェックしてください。
- バッジ(ドット)表示の設定: Androidでは未読通知があるとアプリアイコンに小さな丸いドットが付く仕様があります。これを有効/無効にする設定が機種ごとにあるので、「アイコンバッジを表示」や「通知ドットの許可」などの項目がオンになっているか確認します。Galaxy端末などではホーム画面設定にバッジ表示オプションがある場合も。
加えて、Android特有の注意点として省電力モードやバックグラウンド制限があります。
省電力設定が厳しいとバックグラウンドでの通知同期が妨げられ、既読情報が更新されない可能性があります。
特にHuaweiやXiaomiなど一部メーカーでは独自の通知最適化設定があるため、Twitterアプリが省電力の影響を受けないよう設定しましょう(例:電池管理設定で「保護されたアプリ」に追加する等)。Android端末ではOS・メーカーごとに挙動が異なるため、自分の端末の仕様に合った通知設定の確認が重要です。
PC(ブラウザ)版で通知を管理する方法
PCブラウザ版のTwitterでは、画面左側メニューの「通知」から通知タイムラインを確認できます。
PCで通知を快適に使いこなすには、ブラウザの通知設定を調整しましょう。
ChromeやFirefoxではTwitterからのプッシュ通知を受け取るかどうかを制御でき、オンにすればデスクトップ画面にリアルタイムの通知が表示されます。
設定方法はブラウザごとに異なりますが、例えばChromeの場合、アドレスバー左の🔒マーク(サイト設定)から通知を「許可」に設定します。
その後Twitterの設定画面(「設定とプライバシー > 通知 > プッシュ通知」)で、ブラウザ通知が有効になっているか確認してください。
万一、ブラウザ版で通知が更新されない/表示されないときは以下を試します:
- ブラウザのキャッシュ削除: PC側でもキャッシュが古いと既読状態の反映が遅れることがあります。一度キャッシュ・Cookieをクリアしてみましょう。
- 別ブラウザでログイン: 不具合の切り分けのため、Chromeで問題が出るならFirefoxやEdgeでログインし通知を確認する、という方法も有効です。実際「ブラウザ版でログインしたら通知バッジが消えた」という報告もあります。
- シークレットモード利用: 拡張機能などの影響を排除するため、シークレットモード(プライベートウィンドウ)でTwitterにアクセスし通知をチェックします。
PC版Twitter自体にはスマホアプリのような通知バッジはありませんが、通知欄を定期的にリロードし最新状態に更新することで見落としを防げます。
左上にある「最新の情報に更新」ボタン(ぐるっと矢印アイコン)を押すか、ページを再読み込みして新しい通知がないか確認しましょう。
それでも直らない?通知バグの報告・問い合わせ方法
上述の対処法を試しても改善しない場合、Twitter側の不具合の可能性があります。その際に取るべきアクションや確認ポイントをまとめます。
Twitter公式サポートへの連絡方法
根本的なバグであれば、ユーザー側でできることは限られます。どうしても解決しない場合はTwitterの公式サポートに問い合わせすることを検討しましょう。具体的には:
- Twitterヘルプセンターを利用: Twitterのヘルプページ(現在は「Xヘルプセンター」)には不具合報告用のフォームがあります。該当するトピック(通知に関する問題など)を選び、指示に従ってレポートを送信してください。
- 公式サポートアカウントへの問い合わせ: Twitterには公式のサポートアカウント(英語: @TwitterSupport)があり、不具合に関するアナウンス等を行っています。日本向けには@Xヘルプセンターや@TwitterJPなどがありますが、個別対応は期待できないものの、大規模不具合時には情報源になります。
- コミュニティで情報収集: 公式問い合わせとは異なりますが、Twitterユーザー同士のコミュニティ(フォーラムや知恵袋、Redditなど)で同様の現象が起きていないか検索してみましょう。他の人も困っていれば既に対処法が共有されているかもしれません。実際Yahoo!知恵袋などにも「通知が消えないがどうすれば?」というQ&Aが複数見られます。
サポートに連絡する際は、状況(どの端末で、いつから問題が発生しているか、試した対処法など)をできるだけ詳しく伝えると調査の助けになります。
とはいえ、大規模なプラットフォームゆえ返答や解決まで時間がかかる可能性もありますので、問い合わせつつ次の点も確認しましょう。
一時的な不具合かどうかを調べるポイント
Twitterでは過去にも通知関連の不具合が度々発生しています。
例えば2022年7月頃から「通知バッジの1が消えない」という障害が一部アカウントで起こり、2024年8月にも同様の投稿が増えたという報告があります。
また、2019年にはDM(ダイレクトメッセージ)の配信と通知に世界的な不具合が起き、Twitter公式(当時のTwitter Japan公式アカウント)が「現在不具合が発生しており修復中」と告知したケースもありました。
このようにサービス側の問題で通知バグが起きている場合、ユーザー側でできることは限られ、復旧を待つしかないこともあります。そのため、以下のポイントを確認してみましょう:
- Twitter公式アナウンスの有無: X公式のサポートアカウント(@TwitterSupport や @TwitterJP など)が最近通知不具合について言及していないかチェックします。大規模障害なら何らかの声明が出る可能性があります。
- 他ユーザーの状況: 検索で「Twitter 通知 バグ」「通知 1 消えない」などと調べ、同時期に多数の報告が上がっていれば一時的な不具合と判断できます。逆に自分だけが特殊な状況なら端末や設定の問題の可能性が高いでしょう。
- 不具合報告サイト: 「Downdetector(ダウンディテクター)」などサービス障害情報を集約しているサイトでTwitterの項目を確認し、障害発生が記録されていないか確認するのも有効です。
もしTwitter側の不具合と分かった場合、焦らずアップデート情報を待つのが賢明です。
下手に端末を初期化するなど大掛かりなことをする前に、しばらく時間を置いて状況が改善しないか様子を見ることも検討しましょう。
通知不具合が改善された事例まとめ
最後に、実際に通知バッジ問題が解消したユーザー事例をいくつか紹介します。多く報告されている解決パターンとしては:
- ブラウザ版へのログインで改善: アプリで消えないバッジが、Webブラウザからログインし通知欄・DMを確認したら消えたという例。これはアプリ側の不具合をブラウザ経由でリセットできたケースです。
- ミュート通知設定の切り替えで改善: 「ミュートしている通知」をオン→オフと切り替えたら隠れていた通知が表示されバッジが消えた例。
- 自分宛てDM送信で改善: 自分の別アカウントから自分宛にDMを送り、それを開封することで残っていたバッジがリセットされた例。新規DMの既読処理がトリガーになったと考えられます。
- 再インストールで改善: 手段の通りですが、アプリ再インストールで正常に戻ったという声は根強くあります。特に全て試した後の最後の砦として有効です。
- アップデートで解消: Twitterアプリの次回アップデート(またはOSアップデート)でいつの間にか問題が解決していた、というケースもあります。やはり原因がアプリ側にあった場合、公式の修正が入ると治るようです。
以上のように、通知バグは厄介ですが何かしら対処法が見つかれば解決する可能性が高いです。
実際、適切な対処を行ったことで「通知バッジが消えない不具合が無事解消された」との報告も数多くあります。諦めず色々試してみてください。
通知を快適に使いこなすための設定チェックリスト
最後に、再発防止も兼ねて通知機能を快適に利用するための設定ポイントを整理しておきます。
通知の量や範囲をコントロールすることで、必要な情報だけを逃さず受け取り、不要な通知に煩わされないようにしましょう。
通知を受け取る相手を絞る(通知フィルター)
Twitterには通知フィルター機能があり、受け取る通知の範囲を絞り込むことができます。通知設定内の「フィルター」項目では、「クオリティフィルター」と「ミュートしている通知」の設定が可能です。
- クオリティフィルター: オンにするとスパムや低品質と判断された通知を自動的に除外してくれます。フォロワー数が極端に少ないアカウントや同じ内容を繰り返す通知などは表示されにくくなるため、本当に重要な通知だけを見やすくなります。
- 通知のミュート: 特定のアカウントやキーワード、あるいは「フォローしていないアカウントからの通知」「新規アカウントからの通知」などをミュートする設定です。例えば知らない人からの@ツイート通知を受け取りたくない場合、「フォローしていないユーザーからの通知をミュート」をオンにできます。これにより身近な人や重要な発信源からの通知だけに絞り込めます。
これらフィルターを活用することで、本当に必要な通知だけに集中できるようになります。
ただしフィルターをかけすぎると、先述の通り一部通知が見えなくなりバッジが残る原因にもなり得ます。定期的にフィルター設定を見直し、隠れた未読がないか確認することも大切です。
メール・プッシュ・SMS通知の使い分け
Twitterの通知は大きく分けて通知タブ内の通知(アプリ内通知)、プッシュ通知(端末への即時通知)、メール通知、そして(かつて提供されていた)SMS通知の4種類があります。自分に合った受け取り方を設定しましょう。
- プッシュ通知: スマホやPCブラウザにリアルタイムで届く通知です。即時性が高い反面、頻繁に鳴ったり表示されたりすると煩わしく感じるかもしれません。重要度の高いものだけプッシュ通知をオンにし、それ以外はオフにするなど調整しましょう。例えば「ダイレクトメッセージはプッシュ通知オン、いいねやリツイートはオフ」といった具合です。アプリ内の「プッシュ通知」設定画面で細かく項目を選べます。
- メール通知: 登録メールアドレス宛に通知内容をメールで受け取る設定です。リアルタイム性は低いですが、アプリを開かなくてもあとでまとめてチェックできます。プッシュ通知を減らした代わりにメール通知でフォローするのも一つの手です。ただし標準では多くの項目がオンになっており頻繁にメールが来るため、不要な項目はオフにしましょう。
- SMS通知: かつてTwitterにはSMSで通知を受け取る機能がありましたが、2020年4月に一般向け機能は廃止されました。現在は二要素認証のコード受信など一部用途を除き、通常のツイート通知をSMSで受信することはできません。従って、一般ユーザーはプッシュかメールを使い分ける形になります。
このように、リアルタイムで知りたい通知はプッシュ通知、見逃してはいけない重要通知はメールも併用といったように組み合わせることで、確実かつ快適に情報を得られます。自分のSNS利用スタイルに合わせて最適なバランスを見つけてください。
「重要な通知のみ受け取る」設定方法とは?
「なるべく通知は減らしたいけど、大事なものは逃したくない」という場合、Twitterの設定を工夫することで重要な通知のみ受け取ることも可能です。具体的なアプローチとして:
- 通知する項目の厳選: 先述のプッシュ通知設定で、本当に必要な項目(例: メンション、DM、フォロー通知など)のみオンにし、それ以外(いいねや誰かのツイートのおすすめなど)はオフにします。これにより、放置しても問題ない通知はカットし、見逃したくない通知だけが端末に届くようになります。
- 特定ユーザーの通知をオン: 逆に、フォロー中の特定ユーザーについて「この人の投稿は見逃したくない」という場合は、そのユーザーのプロフィールから通知をオンにする(ベルマークの通知設定)こともできます。これをすると新規ツイートの度に通知が来ますが、本当に重要なアカウントに絞れば有用です。
- OSの通知配信設定: スマホ側の通知設定で、Twitterの通知を「目立たない形で配信」や「通知センターにのみ表示」に設定することで、日常的には邪魔にならないようにしておき、確認したいときにまとめてチェックするといった運用もできます。iOSの「配信予定(サマリー)」機能を使えば、通知をまとめて指定時間に受け取ることも可能です。
結局のところ、「重要な通知」の定義は人それぞれです。
上記の通知フィルターやプッシュ通知設定を組み合わせながら、自分にとって必要不可欠な通知だけが届く状態を目指しましょう。
例えば「知り合いからのリプライだけは逃さない」「自分の投稿への反応だけ知りたい」といったニーズに合わせ、フィルター(フォローしているユーザーのみ通知 etc.)を活用すると良いでしょう。
まとめ|Twitter Xの通知が消えないときは冷静に確認を!
Twitter(X)の通知バッジが消えない現象は、一見厄介ですが原因を辿れば必ず対処法が見つかります。
まずは慌てずに設定の見直しと未読の洗い出しを行い、それでもダメならアプリの再起動や再インストールなどシステムリフレッシュを試みましょう。
本記事で紹介した対処法を一つずつ実践し、現状の不具合が解消するか確認してみてください。多くの場合、これらの手順で問題は改善するはずです。
どうしても解決しない場合も、落ち着いてTwitter側の情報をチェックしましょう。
サービス全体の不具合であれば時間が経てば解決する可能性が高いですし、ユーザーコミュニティから有益な情報が得られるかもしれません。
通知バッジに振り回されず、適切に対処して、より快適で効率的なTwitterライフを送ってください。

コメント