【2025年版】Twitter(X)の鍵垢とは?鍵垢にする方法、かける・外す方法までわかりやすく解説
-の名前変更方法-表示名とユーザー名の違いも徹底解説!-4.png)
Twitter(現X)でアカウントに“鍵”をかけると、あなたの投稿は承認したフォロワーにしか見えなくなります。
いわゆる「鍵垢(かぎあか)」と呼ばれる非公開アカウントですが、具体的にどんな機能なのか、どうやって設定するのかご存知でしょうか?
本記事ではTwitter(X)の鍵垢とは何かを基本から解説し、鍵のかけ方・外し方(公開⇔非公開の切り替え手順)をスマホ・PCそれぞれの画面で分かりやすく紹介します。

SNSマーケティングや情報発信に携わる方にとって、Twitterアカウントの公開設定を適切に使い分けることは重要です。
鍵垢をうまく活用すればプライバシーを守りながら安心して運用できますし、一方で公開アカウントには発信力という利点があります。
本記事を読めば、あなたの目的に合わせて「鍵をかける/外す」を判断するポイントがきっと掴めるはずです。それではさっそく、Twitter(X)の鍵垢の世界を見ていきましょう。


X運用研究所は、Momemtum Marketingが運用する、X運用ノウハウを体系的に学べるオウンドメディアです。
SNSを“ただの発信手段”から、“価値を生み出す武器”へ。
このメディアは、すべてのXユーザーの可能性を広げる研究と実践のプラットフォームです。
X道場 ~for Bussiness~
X(旧Twitter)は、単なる情報発信ツールではなく、大きな成果をもたらす強力なマーケティングプラットフォームです。
弊社のサービス「X道場」では、フォロワーを増やすだけではなく、ビジネス目標に直結する本質的なXマーケティングを実践します。企業様から一般ユーザーまで幅広く使用いただけるプラットフォームです。


Twitter(X)で「鍵垢(かぎあか)」とは?意味や使い方を解説


「鍵垢」とは、Twitter(現在はX)のアカウントを非公開(鍵付き)に設定し、自分が許可したフォロワーだけにポスト(旧ツイート)を公開する状態を指します。
いわゆる非公開アカウントのことで、初期設定では公開アカウントになっていますが、設定を変更することで鍵垢にすることが可能です。
鍵垢にすると自分のポストが不特定多数には見えなくなるため、知らない人に内容を見られる心配なくSNSを楽しむことができます。
Twitter(X)では公式にはこの状態を「ツイートの非公開設定」と表記しており、「非公開アカウント」「鍵アカウント(鍵垢)」という呼称はあくまで一般的な呼び方です。
ツイートを非公開に設定するとプロフィール名の横に【鍵アイコン(🔒)】が付くため、ユーザーの間で「鍵垢」という俗称が広まったとされています。
次章では公開アカウントとの違いや混同しやすいポイントを詳しく見ていきましょう。
鍵垢=非公開アカウント?混同しやすい用語を正しく理解しよう


「鍵垢」は「非公開アカウント」と同じ意味で使われる言葉です。
前述のように、公開設定のアカウントをユーザー間では「鍵なし」、非公開設定のアカウントを「鍵付き」や「鍵垢」と呼ぶことがあります。
Twitter(X)ではアカウントを非公開にする操作を「鍵をかける」と表現することもあり、反対に公開状態に戻すことを「鍵を外す」と言います。
つまり、「鍵垢」=「非公開アカウント」であり、用語が違うだけで指している内容は同じです。
混同しやすいポイントとして、「鍵垢」という言葉はあくまで俗称であり、機能的にはTwitter公式が言うところの「ツイート非公開」設定と一致します。
したがって「鍵垢にする」「鍵をかける」といった表現は、アカウントの公開範囲をフォロワーのみに制限することと同義だと覚えておきましょう。
鍵アイコンの意味とは?フォロー制限と閲覧制限のしくみ


鍵アイコン(プロフィール名横の🔒マーク)が付いたアカウントは、ツイートが非公開に設定された「鍵垢」であることを示しています。
このマークが付いている場合、そのアカウントをフォローしたいユーザーはフォローリクエストを送り、承認してもらう必要があります。
リクエストが承認されなければフォローもポストの閲覧もできず、承認されて初めてフォロワーとしてそのユーザーの投稿を見られるようになります。
鍵アイコンが付いた状態(=鍵垢)では、投稿の閲覧範囲も制限されています。
鍵垢のユーザーが投稿した内容は、そのユーザーが承認したフォロワーだけにしか見えません。
逆に言えば、フォロワー以外のユーザーはその人のツイート内容を一切見ることができない仕組みです。
実際、非公開アカウントのプロフィールページ自体は誰でも開けますが、投稿一覧やフォロー・フォロワーリストは「非公開」と表示されて閲覧できません。
このように鍵アイコンは、「フォロー制限」と「閲覧制限」が有効になっていることを表すサインなのです。
鍵をかけるとどうなる?ツイートの表示範囲と検索の影響


アカウントに鍵をかけ非公開設定にすると、投稿の公開範囲は一気に縮小します。
前述の通りフォロワー以外にはツイート自体が表示されなくなり、ハッシュタグを付けても検索結果に表示されにくくなります。
他のユーザーはあなたのツイートをリポスト(リツイート)したり、引用リポストしたりすることができなくなるため、あなたの投稿がフォロワー外に拡散することはほぼありません。
また、非公開アカウントの投稿はGoogleなどの外部検索エンジンにも表示されず、X内の検索でも自分およびフォロワー以外にはヒットしなくなります。
仮に鍵垢のユーザーがフォロワー以外のアカウントにリプライを送っても、その返信ポストは相手からは閲覧できません。
このように、鍵垢では自分の投稿が見られる範囲がフォロワーに限定され、他者からのリアクションや拡散も制限されます。
いいねやリプライについても、非フォロワーからは誰がそれを行ったか分からない仕様になっており(数字のみ表示される)、プライベートな発言が外部に漏れにくい仕組みです。
その一方で、自分のプロフィール情報(プロフィール画像や自己紹介文、フォロー・フォロワー数など)は引き続き誰でも確認可能なので注意しましょう。
鍵垢の設定方法|Twitter(X)で鍵を「かける」「外す」手順
鍵垢の設定は、スマートフォンアプリからでもPCブラウザからでも数ステップで行えます。以下ではそれぞれの操作手順を解説します。
スマホアプリ(iPhone/Android)の設定方法


スマートフォン版X(Twitter)アプリでアカウントを非公開(鍵付き)に設定する画面例です。スマホアプリから鍵を「かける/外す」設定を行う手順は以下の通りです(iPhone・Android共通です)。
アプリ画面左上の自分のアイコン(プロフィール画像)をタップし、メニューを表示します。
メニュー内の「設定とサポート」欄から「設定とプライバシー」をタップします。
設定メニューの一覧から「プライバシーと安全」をタップします。
プライバシー設定の中にある「オーディエンスとタグ付け」を選択します。
オーディエンスとタグ付け」の画面で「ツイートを非公開にする」という項目を見つけ、チェックボックス(またはスイッチ)をオンにします。確認ダイアログが出た場合は「非公開にする」を選択してください。
自分のプロフィール画面に戻り、ユーザー名の横に鍵アイコン(🔒)が表示されていれば、アカウントが非公開設定(鍵垢)になっています。
PCブラウザから鍵をかける/外す手順


PC版X(Twitter)で「ツイートを非公開にする」をオンにする設定画面例です。
パソコンのブラウザから鍵垢設定(公開⇔非公開の切り替え)を行う手順は次の通りです。
X(Twitter)の画面左側メニューで「もっと見る」(三点リーダーアイコン)をクリックします。
表示されたメニュー内の「設定とサポート」から「設定とプライバシー」をクリックします。
設定メニュー一覧から「プライバシーと安全」をクリックします。
プライバシー設定項目の中にある「オーディエンスとタグ付け」をクリックします。
オーディエンスとタグ付け」画面で「ツイートを非公開にする」のチェックボックスにチェックを入れます。確認のポップアップが表示された場合は「非公開にする」をクリックしてください。
アカウントが鍵垢状態になると、プロフィール画面上でユーザー名の右側に鍵アイコン(🔒)が表示されます。
※公開アカウントに戻す(鍵を外す)際も、同じ画面で「ツイートを非公開にする」のチェックを外すだけで設定解除できます。
一時的に鍵を外したいときの注意点と代替方法
「少しの間だけ鍵垢を公開にしたい」と思う場面もあるかもしれません。
しかし、一時的な鍵解除にはリスクが伴うことを理解しておきましょう。
短時間でも公開状態にすれば、その間にあなたの投稿内容が第三者に見られたり保存されたりする可能性はゼロではなく、後で再び鍵をかけ直したとしても完全に非公開だった状態には戻せません。
特に、過去に鍵垢の気軽さから投稿していた内容が突然すべて公開されてしまう点には注意が必要です。
公開に切り替える前のチェックポイント:
鍵垢の期間中に投稿したツイートには、感情的な発言や個人情報が含まれている場合があります。アカウントを公開にする前に、それらの過去ツイートを第三者に見られても大丈夫か一つひとつ見直してください。
氏名・勤務先・学校名などの個人特定に繋がる情報や、プライベートな写真・動画、誤解を招きかねない発言などがあれば、公開前に整理・削除しておくことをおすすめします。
また、プロフィール(表示名や自己紹介文、リンクなど)に含まれる情報も誰でも閲覧できるため、必要に応じて公開前に内容を調整しておきましょう。
フォローリクエストへの対応:
なお、鍵垢時代に受け取って保留にしていたフォローリクエストがある場合、鍵を外して公開状態に戻してもそれらが自動承認されることはありません。
リクエストを承認せずに公開した場合、それまで保留されていた相手は再度あなたをフォローし直す必要があります。
公開⇔非公開を頻繁に切り替えるとフォロワー管理も煩雑になるため、基本的にはどちらかの運用方針を継続することをおすすめします。
鍵を外さずに投稿を限定公開する方法:
特定のツイートだけを一時的に広く見せたい場合に、必ずしもアカウント全体の公開設定を変える必要はありません。
例えば、一部のフォロワーにだけ投稿を共有できる機能「Twitterサークル」を活用すれば、鍵垢のままでも選んだメンバーだけにツイートを公開できます。
また、懸賞企画への参加など一時的に公開アカウントが求められるケースでは、サブアカウント(別の公開用アカウント)を作成してそちらで対応すると、本来のメインアカウントのプライバシーを保ったまま目的を達成できるでしょう。
以上の点を踏まえ、鍵垢の一時解除は慎重に判断してください。
「見せたい相手にだけ見せる」という鍵垢のメリットと、情報拡散力とのバランスを考え、必要に応じて代替策も検討しましょう。
鍵垢にするメリット・デメリットとは?
メリット:フォロワー管理・プライバシー保護・炎上リスクの軽減


鍵垢にする主なメリットは次のとおりです。
- フォロワーを自分で管理できる: フォローを承認制にできるため、知らない人や望まない相手から勝手にフォローされる心配がありません。信頼できる人だけと繋がり、安心して交流できる環境を作れます。
- プライバシーが保護できる: 投稿を自分のフォロワー以外に見られないようにできるため、個人的な内容や日常生活のつぶやきを外部に漏らさずに済みます。実生活の知人や職場の人に知られたくない趣味・本音なども、鍵垢なら気兼ねなく発信できるでしょう。
- 炎上やトラブルのリスクが低減する: 不特定多数に公開しないことで、見知らぬユーザーから急に批判されたり炎上したりするリスクを大幅に下げられます。仮にフォロワー内で意見の相違があっても、クローズドな空間で収まるため大事に至りにくい傾向があります。
デメリット:発信力の制限・フォロワー獲得に不利


一方で、鍵垢には以下のようなデメリットもあります。
- 情報発信の拡散力が制限される: フォロワー以外に投稿が届かないため、広く情報を拡散したい用途には不向きです。ハッシュタグを付けても非フォロワーには見えず、リツイートもされないため、影響力を高めたい場合には大きなハンデになります。
- 新規フォロワーの獲得が難しい: 鍵垢だとプロフィールを見ただけでは過去の投稿内容が分からないため、興味を持ったユーザーがフォローを躊躇しがちです。フォローリクエストという手間もかかるため、公開アカウントに比べてフォロワー数の増加ペースは遅くなりやすいでしょう。
- ビジネスやプロモーションには不向き: 企業アカウントや商品・サービスの宣伝、あるいはインフルエンサー志向で多くのフォロワーを集めたい場合、鍵垢では目的達成が困難です。基本的に企業やブランドが情報発信する目的には適していない点は押さえておきましょう。
どんな人に鍵垢がおすすめ?利用シーン別の考え方


上述のメリット・デメリットを踏まえると、鍵垢が向いているケースとそうでないケースが見えてきます。
プライベート優先でSNSを楽しみたい人や、限られた仲間内だけで交流したい人には鍵垢が適しています。
たとえば、趣味の話題を親しい友人だけと共有したり、日記的につぶやきを残したりする用途です。
また、就職活動中でSNS上の発言を採用担当者に見られたくない学生や、教師・公務員など公の立場でSNSの私的利用が制約される人にも、鍵垢は有効な選択肢でしょう。
逆に、情報発信力や拡散を重視する人や、マーケティング・PR目的でSNSを運用する人には鍵垢はおすすめできません。
フォロワー以外にリーチできない特性上、ファンや顧客の獲得には不利だからです。
例えば、自社商品の宣伝やブログ・動画の拡散、またはフォロワー数を増やして影響力を持ちたい場合は、最初から公開アカウントで運用した方が得策と言えます。
要するに、「誰に何を発信したいか」という目的に応じて、鍵垢にするか公開にするかを判断すると良いでしょう。
自分のSNS利用目的が身内向けであれば鍵垢を活用し、発信力重視であれば公開アカウントとして積極的に情報発信する、といった使い分けがおすすめです。
「鍵垢ってバレる?」よくある質問と誤解を解消
「鍵をかけたこと」は他人にわかるのか?


アカウントに鍵をかけても、その事実が通知で周知されることはありません。
フォロワーに対して「○○さんが鍵をかけました」といったお知らせが届くことはないので、静かに非公開へ切り替えることが可能です。
ただし、プロフィールに鍵アイコン(🔒)が表示されるため、他のユーザーがあなたのアカウントを見れば鍵垢であること自体は分かります。
実際、非フォロワーがあなたのプロフィールを訪れた場合は「このアカウントのポストは非公開です」という表示が出てツイート内容は一切閲覧できないため、「鍵をかけたんだな」と察知されるでしょう。
逆に言えば、鍵垢に切り替えてもフォロワー以外の人に気付かれないように隠す方法はありません。
鍵垢にしてもDMは届く?通知はどうなる?


DM(ダイレクトメッセージ)の送受信は、鍵垢に設定しても基本的にそれまでと変わりません。
DMを受け取る条件は相手側の設定(「メッセージリクエストを許可する」等)によって決まるため、あなたのアカウントに鍵が付いているかどうかは関係ありません。
例えば、あなたがフォロー外からのDM受信を許可していれば、フォロワー以外のユーザーからでも従来通りDMが届きますし、許可していなければ公開アカウントであってもDMは届かないということです。
通知面についても、大きな仕様変更はありません。
フォロワーからのリアクション(いいね・リプライなど)は通常通り通知されますし、フォローリクエストがあれば通知欄に表示されます。
一方で、非フォロワーはあなたのツイート自体にアクセスできないため、あなたの投稿をリツイートしたりいいねしたりすることができず、結果としてあなたへの通知も発生しません。
また、あなたが鍵垢の状態で他ユーザー(非フォロワー)の投稿にいいねやリプライをした場合、相手側には誰からリアクションされたか分からない(数字が増えるだけで通知に表示されない)仕様になっています。
鍵垢にしたことで特別な通知が増減するわけではありませんが、非公開であるがゆえに生じる上記のような挙動の違いは認識しておきましょう。
鍵垢にした後のツイート履歴はどう見える?


アカウントを非公開にすると、その時点で過去のツイートも含めてすべての投稿が非公開扱いになります。
もともと公開していたツイートも、鍵をかけた後は他のユーザーから見えなくなり、X内の検索結果にも表示されなくなります。
現在のフォロワー以外はあなたの投稿履歴を遡って閲覧することはできず、プロフィールを開いても投稿一覧は何も表示されません。
一方、フォロワーであるユーザーには従来通りあなたの過去ツイートが表示されます。
新たにフォロー承認したユーザーにも、その時点であなたのそれまでの投稿すべてが閲覧可能となります(非公開設定だからといって過去ツイートが消えるわけではありません)。
つまり、鍵垢にした後もフォロワーにとってはタイムライン上の見え方は以前と変わらず、非フォロワーからのみ過去の投稿が見えなくなるということです。
なお、鍵垢にした期間の投稿を再び全体公開に戻した場合、それまで非公開だった投稿はすべて公開状態になります。
一度でも投稿を公開していれば検索エンジンなどにインデックスされる可能性もあるため、完全に履歴を隠し通すことは難しい点に留意しましょう。
まとめ|Twitter(X)の鍵垢は“見せたい人だけに発信”できる便利機能


操作方法を知って、SNS運用に合わせて使い分けよう
Twitter(X)の鍵垢は、その名の通り「見せたい人だけに発信できる」便利な機能です。
公開・非公開の切り替え手順を押さえておけば、自分のSNS運用目的に応じてアカウントの設定を柔軟に使い分けられます。
たとえば、プライベートな内容は鍵垢で身内だけに共有し、ビジネスや情報発信は公開アカウントで拡散する、といった具合です。
実際に運用していく中で必要に応じて設定を変更し、安全性と拡散力のバランスを取っていくと良いでしょう。
迷ったら「目的」ベースで鍵をかけるか判断しよう
鍵垢にするか公開にするか迷った場合は、「誰に何を届けたいのか」という軸で判断するのがおすすめです。
SNSを閉じたコミュニケーションの場として使いたいなら鍵をかけて運用し、より多くの人に情報を届けたいなら公開で運用する、といったように、まずは目的を明確にすることが大切です。そうすれば鍵垢のメリット・デメリットもうまく活かせるでしょう。
コメント