Twitter(X)のミュートワード設定方法と“表示される”原因とは?表示されないようにするガイド【2025年最新版】

Twitter(X)には「ミュートワード」という便利な機能があります。

特定の単語やフレーズをミュート設定すると、それらを含む投稿が自分のタイムラインや通知に表示されなくなります。

不快な言葉やネタバレになりそうなキーワードを事前にミュートしておけば、“見たくない”情報を目にせずに済むため、快適にSNSを利用できるでしょう。

本記事では、Twitter(X)のミュートワードの基本と設定方法、さらに「設定したのに表示される」場合の原因と対処法を徹底解説します。

田代
2025年最新の仕様に対応した内容で、ミュートワードを使いこなして表示されない環境を作る方法をまとめました。快適なタイムラインのための活用術やよくあるQ&A、無料配布資料の情報も盛り込んでいますので、ぜひ参考にしてください。


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目次

Twitter Xの「ミュートワード」とは?基本機能と仕組みを解説

ミュートワード機能の意味|タイムラインや通知から非表示にできる

ミュートワードとは、特定のキーワード(単語・フレーズ・ハッシュタグなど)を含む投稿を自分には見えないよう非表示(ミュート)にできる機能です。

ミュートしたキーワードを含む投稿は、自分のホームタイムライン通知タブに表示されなくなります。

たとえば攻撃的な言葉をミュートしておけば、そうした投稿を目にする機会を減らせますし、映画やドラマのタイトルをミュートすればネタバレを防ぐこともできます。

ブロック機能と違ってミュート設定しても相手に通知されることはないため、相手に気付かれずに投稿だけ非表示にできる点も特徴です。

ブロックをする方法、されたときにバレる?そんな疑問にお答えする記事を公開予定!センシティブだからこそ、しっかりブロックに関しては、知ってから行いたいですよね。こちらの記事を参照ください!

 

なお、ミュート対象にできるのは「単語」「フレーズ」「ハッシュタグ」「ユーザー名(@から始まる名前)」などです。

ミュートワードとして登録されたキーワードがツイート本文に含まれている場合、そのツイートは自分のタイムライン上に表示されなくなります。

ミュートの対象として指定できるパターンは複数あり、フレーズ全体やハッシュタグ単位、また「@ユーザー名」を登録して特定アカウント宛てのメンション通知をミュートすることも可能です。

これらを組み合わせることで、自分にとって不要な情報を効果的に遮断できます。

どこに適用される?ミュートの対象範囲(通知/リプライ/検索結果など)

ミュートワードは適用される範囲が決まっており、その範囲外では効果を発揮しません。

基本的にはホームタイムライン通知内のみで有効であり、以下のように働きます。

  • タイムライン上 – ミュート設定した単語を含む投稿は表示されません。フォロー中・フォロー外のアカウントに関わらず、ホームタイムライン上から除去されます。
  • 通知タブ – ミュートワードを含むツイートに関する通知(リプライ通知や自分宛メンション、いいね・リポスト通知など)も表示されなくなります。ただし、後述する対象設定によってはフォロー中アカウントの投稿が除外されるケースもあります。
  • リプライ – 自分の投稿への返信にもミュートが適用されます。たとえばミュートした単語を含む返信は通知に表示されず、タイムライン上でも**「ミュートされています」**と表示されるか非表示になります。
  • 検索結果・トレンド適用対象外です。ミュートワードを設定しても、検索画面やトレンド欄ではその単語を含む投稿が引き続き表示されます。あくまでタイムラインと通知のみが範囲であり、X内のすべて(検索や話題のトレンド表示まで)を完全に非表示にすることはできない点に注意しましょう。
  • ダイレクトメッセージ(DM)適用対象外です。DMはユーザー同士のプライベートなやり取りのため、ミュートワード設定ではフィルタリングされません。

DMとは何かから、送れない時のトラブルシューティングなど、詳細に解説した記事はこちらです。もし良ければ、読んでみてください。

また、リツイートや引用ツイートの場合も挙動に注意が必要です。

ミュートした単語を含むツイートであっても、他のユーザーがリツイートした投稿として流れてきた場合にミュートの網をすり抜けて表示されてしまうケースがあります。

特に引用ツイートでは、引用元の投稿にミュートワードが含まれていても、自分がフォローしているユーザーのコメント部分にその単語がなければ表示されてしまう可能性があります。

このように、ミュートの適用範囲外特殊な投稿形式ではミュートワードが効かずに表示されることがある点を理解しておきましょう。

【ミュートワードの設定方法【スマホ/PC両対応】

それでは、実際にTwitter(X)でミュートワードを設定する方法を説明します。

スマートフォンアプリ(iPhone/Android)とPCブラウザそれぞれの手順がありますが、基本的に「設定とプライバシー」メニューからミュートワードを登録します。

ここでは両方の操作手順を順番に見ていきましょう。

スマホアプリでの設定手順(iPhone・Android)

スマホのTwitterアプリからミュートワードを設定するには、以下の手順で行います。

STEP
Twitter(X)公式アプリを開き、画面左上のプロフィールアイコン(自分のアカウントのアイコン)をタップします。サイドメニューが表示されるので、下までスクロールして「設定とプライバシー」をタップしてください。
STEP
「設定とプライバシー」の中にある「プライバシーと安全」をタップします。
STEP
「プライバシーと安全」の中に、「ミュートとブロック」があるのでタップしてください。
STEP
続けて「ミュートするキーワード」の項目をタップしましょう。
STEP
その後、現在のミュートワード一覧が表示されます。すでにミュート設定しているキーワードがあれば一覧で表示されます(初めての場合は何も登録されていません)。画面右下の「追加」ボタン(※Android版では画面右下に「+」アイコン)をタップして、新しいミュートワードを登録します。
STEP
ミュートしたいキーワードを入力します。単語でもフレーズでも構いません。一度に入力できるキーワードは1つだけです。入力欄にはハッシュタグや絵文字を含む文字列も指定可能です。

ミュートの適用範囲や期間に関する説明

  • ミュート対象(適用範囲) – 「ホームタイムライン」と「通知」のどちらにミュートを適用するか、それとも両方に適用するかを選べます。通常は両方オンにしておくとよいでしょう。また、(通知をオンにした場合)「すべてのアカウント」または「フォローしていないアカウント」のどちらを対象にするか選択できます。例えば「フォローしていないアカウント」にすると、自分がフォローしている人の投稿にはミュートが掛からない点に注意が必要です。
  • ミュート期間 – ミュートを有効にする期間を指定できます。初期設定は「再度オンにするまで(=無期限)」ですが、他に24時間/7日間/30日間から選択可能です。一時的に話題をミュートしたい場合は期間を限定し、ずっと見たくない内容なら「再度オンにするまで」を選ぶとよいでしょう。

ミュート設定に関する捕捉

スマホアプリでは、一連の手順の途中で「設定とサポート」をタップしてから「設定とプライバシー」に進む必要がある場合があります(アプリのバージョンによって表示メニュー構成が異なるため)。また、iPhoneとAndroidで操作画面に若干の違いがありますが、基本的な流れと項目名は同じです。Androidでは「追加」ボタンの代わりに「+」アイコン、削除時にはゴミ箱アイコンが表示されるなどの違いがありますが、本記事の説明を参考に設定してみてください。

PCブラウザからのミュートワード登録手順

PC(ブラウザ版)のTwitter(X)でもミュートワードを設定できます。

操作手順はスマホ版とほぼ同様ですが、メニューの場所が少し違います。

STEP
WebブラウザでTwitter(X)にログインし、左側メニューの「・・・もっと見る」をクリックします。メニューが開いたら「設定とプライバシー」を選択します。
STEP
「プライバシーとセキュリティ」(=プライバシーと安全)タブをクリックし、続けて「ミュートとブロック」をクリックします。その中の「ミュートするキーワード」を選びます。



STEP
ミュートワードの一覧画面が表示されるので、右上の「+(追加)」ボタンをクリックして新しいキーワードを登録します。
STEP
表示された入力フォームにミュートしたい単語やハッシュタグを入力します(※一度に追加できるキーワードは1つだけです)。適用先(タイムライン/通知)やミュート対象(すべてのアカウント/フォローしていないアカウント)期間を必要に応じて選択します。スマホ版と同じ項目なので、前述の説明を参考に設定してください。入力と各種選択が終わったら「保存」をクリックします。

場合でも一覧で確認・管理できるので、必要に応じて追加・削除・期間変更などを行いましょう。

期間指定・通知除外などの詳細オプションとは?

前述のとおり、ミュートワード設定時にはいくつか詳細オプションをカスタマイズできます。ここで改めてその内容と使いこなし方をまとめます。

  • ミュート対象範囲(ホームタイムライン/通知): 投稿を非表示にする場所を選べます。通常は両方オンにしておけば、タイムラインにも通知にも出てこなくなるため安心です。ただし「通知」をオフにした場合、タイムライン上では非表示になるものの、リプライやメンションの通知欄には依然表示され得るので注意が必要です。また通知をオンにした場合のみ指定できますが、「フォローしていないアカウントのみ」を選ぶと、フォロー中アカウントの投稿にはミュートが適用されなくなります。身近な人の投稿は見逃したくないが他人のは見たくない…といった場合に使える設定ですが、その分漏れも起きやすいので慎重に使いましょう。
  • ミュート期間: ミュートをどのくらいの期間有効にするか選択できます。デフォルトは期間無制限(再度オンにするまで)ですが、一時的に話題をシャットアウトしたい場合は24時間のみ1週間のみといった期限付きミュートが便利です。例えば「テスト勉強期間中だけゲーム関連の話題を遮断したい」なら7日間ミュート、ワールドカップ期間中だけ特定チーム名をミュート、といった具合に使い分けられます。期間を過ぎると自動でミュートが解除され、そのキーワードを含む投稿が再び表示されるようになります。

上記のオプションを適切に設定することで、ミュートワード機能を自分のニーズに合わせてカスタマイズできます。

特に期間指定は便利な機能ですので、必要に応じて活用しましょう。

また、設定時の初期状態では「通知:オン」「ホームタイムライン:オン」「すべてのアカウント対象」「期間:再度オンにするまで(無期限)」となっています。

基本的にはデフォルトのままで問題ありませんが、自分がフォローしている人の投稿までミュートしたくない場合のみ「フォローしていないアカウント」を選ぶ、といった使い方をするとよいでしょう。

「ミュートワードを設定したのに表示される」原因と対処法図

ミュートワードを設定したにも関わらず、タイムラインにその単語を含む投稿が「表示されてしまう」という経験はありませんか?

これにはいくつかの原因が考えられます。

それぞれの原因を理解し、適切な対処法を取ることで、意図しない投稿を確実にミュートすることが可能になります。

ここでは、ミュートワードが効かない主な理由とその対処策を解説します。

完全一致でないとミュートされない仕様に注意

まず押さえておきたいのは、ミュート設定は指定した単語やフレーズが完全に一致した場合にのみ有効だという点です。

Twitterのミュート機能は機械的な文字列一致で動作するため、入力したキーワードと微妙に異なる表記だとフィルタリングされません。

この仕様により、以下のようなケースでミュートがすり抜けてしまうことがあります。

  • 表記ゆれによるすり抜け: ひらがな・カタカナ・漢字などの文字種の違いや、英単語の大文字小文字の違いなどです。たとえば「りんご」をミュートワードに設定した場合、ひらがなの「りんご」は非表示になりますが、カタカナの「リンゴ」や漢字の「林檎」は別の文字列扱いのため表示されてしまいます。同様に、英語で「Spoiler」をミュートしても「SPOILER」は元から大文字小文字の区別はありませんが、別のスペル(たとえば「Spoilers」など末尾が異なる場合)は漏れる可能性があります。
  • 記号や特殊文字の違い: ミュートワードには句読点や記号も含めて設定できますが、基本的に単語の前後に付く句読点は無視されます。そのため「炎上」をミュートしている場合でも「炎上!!」のように記号が付いていてもちゃんとミュートされます。しかし、悪意ある投稿者が単語の間にゼロ幅スペースや絵文字を挟んだり、「炎●上」のように間に別文字を入れたりすると、機械的には一致しないためミュートをすり抜ける可能性があります。
  • 複合語や派生語: ミュート設定は単語単位でチェックされます。そのため、ミュートした単語が他の単語と結合していると見逃される場合があります。例えば「旅行」をミュートしても、「旅行者」「旅行中」など別の文字列を含む複合語はそのまま表示されてしまうことがあります。これは一見「旅行」が含まれているように思えても、システム上は「旅行者」という一続きの異なる単語とみなされるためです(※Twitterのフィルター仕様上、部分一致で引っ掛かっている可能性もありますが、念のため別語も登録する方が確実です)。

対処法: 以上のようなケースに対応するには、表記ゆれやバリエーションを網羅してミュート登録することが重要です。具体的には、ミュートワードを追加する際に次の点を意識します。

  • 異なる文字表記はすべて追加する – 先述の例なら「りんご」「リンゴ」「林檎」を全てミュートリストに登録する。英語なら「spoiler」「Spoiler」「SPOILER」など大文字小文字のパターンも一応登録(※ただし英単語は大文字小文字の区別はありませんが、念のため考慮してもよいでしょう)。
  • 複合語や関連語も漏れなく登録する – 例の「旅行」なら、「旅行者」「旅行中」「旅行先」といった派生パターンも追加しておくことで取りこぼしを防げます。同義語・類義語がある場合も、思いつくものは全てミュートするのが理想です。
  • 意図的な変則表記にも備える – 悪質な投稿者がフィルターを避けるために「炎上」を「炎🟥上」のように間に絵文字や記号を挟むケースもあります。このような特殊ケースにはキリがありませんが、目につくようであれば該当投稿をアカウントごとミュート・ブロックするといった対応も検討しましょう。

リプライ・引用・画像付き投稿などでミュートがすり抜けるケース

ミュートワード設定は完璧ではなく、投稿の形式によってはフィルターが漏れてしまうことがあります。代表的なケースとして、以下が挙げられます。

  • 他ユーザーによる引用やリツイート: 前述したように、自分がミュートした単語を含む投稿でも、他の人の引用ツイートとして現れると見えてしまう場合があります。引用ツイートは元投稿の内容を含みますが、システム上「引用した人のコメント部分」と「埋め込まれた元ツイート」に分かれています。ミュートワードは主に投稿本文を対象にするため、引用コメントにその単語がなければ引っ掛からないのです。特に自分がフォローしているユーザーが引用コメントを付けると、その人の投稿として扱われ表示されるので注意が必要です。
    対処: この場合、自衛策としては元ツイートのアカウントをミュートすることが考えられます。また、特定の話題が頻繁に引用されるなら、その話題に関連する別キーワード(ハッシュタグなど)も合わせてミュートしてみましょう。

 

Xを運用していくうえで、基本中の基本であるリツイートと引用に関するポイントをまとめた記事を公開予定!リツイートとリポストの違いや使い分けに関する説明はこちらで詳細にまとめています。


  • 外部サービスの埋め込み: 投稿にYouTube動画やInstagram投稿など外部サービスのリンクが埋め込まれている場合、そのプレビューや引用部分のテキストにはミュートが適用されないことがあります。例えばYouTube動画のタイトルにミュートワードが入っていても、ツイート本文にその単語が含まれていなければフィルタ対象外です。この結果、本来非表示にしたい内容がタイムラインに残ってしまうケースがあります。
    対処: 外部リンク付き投稿を完全に避けるのは難しいですが、どうしても目にしたくない場合はリンクそのものをミュートすることも検討しましょう(例:特定のドメインを含むツイートを表示しないようサードパーティツールを使うなど)。また、頻繁に不快なリンクを共有するユーザーがいるなら、そのアカウントをミュート・ブロックするのが手っ取り早いです。

ブロックに関しての記事を公開予定!こちらの記事を読むことで、具体的なXの機能がわかります。センシティブなブロックという行為だからこそ、やる前に是非見てみてください。

  • 画像に含まれるテキスト: ミュートワード機能はテキスト(文字情報)に対してのみ有効です。つまり、投稿に画像が添付され、その画像内にミュート対象の単語が書かれていても、Twitterはそれを文字として認識しないためフィルタリングできません。たとえばスクリーンショット画像にネタバレの文章が書かれている場合などは、ミュートワードでは防げないわけです。
    対処: 残念ながら画像内テキストは防ぎようがありません。この場合は自衛として画像を表示しない設定
    (データセーバーを利用する、タイムライン上で画像表示をオフにする等)を使うか、話題そのものを避けるようにしましょう。どうしても心配なら、一時的にTwitterアプリを開かないといった自己防衛も検討してください。

アプリの不具合や同期ミスも原因に?キャッシュクリアで直ることも

設定は正しく行ったはずなのにミュートが効かない…という場合、Twitter側のシステム的な遅延や不具合が影響している可能性もあります。

ミュートワードを追加してすぐは、反映までに時間がかかることがあり、設定直後の投稿には一時的に表示されてしまうケースがあります。

これはTwitter側のサーバー反映にタイムラグが生じているだけで、通常は数分~数時間待てば正常にフィルタされるようになります。

しかし、それでも改善しない場合はアプリの不具合や設定同期ミスが疑われます。

特にモバイルアプリの場合、キャッシュ(一時データ)が古いままだったり、アプリとサーバー間で設定情報の同期がずれていると、ミュート設定が正しく機能しないことがあります。

 対処: 以下のようなシステムリフレッシュ手順を試してみましょう。

  • アプリの再起動: 一度Twitterアプリを完全に終了し、再度起動してみます。単純ですがこれで設定が読み込み直され、ミュートが有効になることがあります。
  • キャッシュのクリア: スマホの設定画面からTwitterアプリのキャッシュを削除するか、アプリ内でログアウト→再ログインを行います。これによって、ローカルに溜まった古いデータをリセットし、最新の設定を読み込ませます。
  • ログアウト&ログイン: 上記と似ていますが、アプリから一度ログアウトしてから再度ログインし直す方法です。アプリとサーバー間で設定情報の再同期が行われるため、ミュート設定が反映されやすくなります。

これらの方法を試すことで、設定ミスではないのにミュートが効かない場合でも改善するケースが多々あります。

それでもなお問題が解決しない場合は、Twitter側の一時的不具合の可能性もあるため、時間をおいて様子を見るか公式ヘルプを確認するとよいでしょう。

ミュートワードの使いこなし術|快適なタイムラインを維持する方法

ミュートワード機能を上手に活用すれば、Twitterのタイムラインを自分にとって心地よい空間にカスタマイズできます。

不快な投稿や興味のない話題に振り回されることなく、必要な情報だけを効率よく収集できるでしょう。

ここでは、ミュートワードの実践的な活用術として、快適なタイムラインを維持するためのコツを紹介します。

ネガティブワードや不快な話題を事前に防ぐフィルタリング

Twitter上には日々ポジティブな情報もネガティブな情報も混在しています。

自分のメンタルヘルスを守るため、ストレス源となる単語は積極的にミュート設定しておくことをおすすめします。

実際、ミュートワードを活用しているユーザーの約67%が「不要な投稿の大幅カット」を実感しており、毎日30分以上タイムライン閲覧時間が短縮できたという報告もあります。

それだけ、不要な情報に触れる時間が減る効果が大きいということです。

ミュートすべきワードの例: 人によって不快に感じる内容は様々ですが、以下のようなカテゴリがよくミュート対象に選ばれています。

  • 政治・宗教など論争を招きやすい話題の固有名詞や関連ハッシュタグ(例:「政治」「選挙」「左翼」「右翼」など)。
  • 誹謗中傷や暴言に該当する単語(例:「死ね」「馬鹿」「●●厨」など)。差別用語やスラングも含め、見るだけで嫌な気持ちになるワードは避けましょう。
  • スパム的な投稿によく使われるワードやハッシュタグ – 例えば「#相互フォロー募集」「#拡散希望」といったタグは、宣伝・スパム投稿が多いためTLを雑多にしがちです。あらかじめこれらをミュートしておくと、余計な宣伝ツイートが流れてこなくなります。
  • ネタバレ回避の単語 – 好きなドラマやスポーツの結果などをリアルタイムで見られない場合、関連するワードを事前にミュートしておきましょう。たとえば新作映画のタイトルや人気キャラクター名を公開日から1週間ミュートする、といった使い方です。期間指定ミュートと組み合わせれば、○日後に自動解除されるので安心です。

上記は一例ですが、自分にとって「見たくない・触れたくない」と感じるキーワードが思い当たるなら、リストアップしてミュート設定しておくに越したことはありません。

私たちが選ぶ情報は取捨選択できます。Twitterのミュートワード機能は、その取捨選択をテクノロジーで手伝ってくれるツールなのです。

感情的にならずに“自己防衛”するSNSマナーの一環

ミュート機能の活用は、自分の精神衛生を守る自己防衛策であると同時に、SNS上の健全なマナーとも言えます。

イライラする投稿にわざわざ反応して議論や争いに発展させるより、そっとミュートして自分の視界から消してしまう方が、互いに余計なストレスを生まずに済みます。

特にTwitterは不特定多数の人の発言がタイムラインに流れてきます。意見の衝突は避けられませんが、すべてに向き合う必要はありません。

不快なものは見ない・近づかないのが一番です。ミュートワードでトリガーワード(自分が反応してしまいがちな単語)をあらかじめブロックしておけば、感情を乱される機会も減り、冷静にSNSを楽しめます。

また、企業公式アカウントや広報担当者などがSNS対応をする際も、ミュート機能は有効です。

クレーマー的なリプライや荒らし行為に逐一反応すると企業イメージにも影響します。そんなとき、相手をブロックせずミュートしておけば相手には分からないまま自社アカウントのタイムライン健全性を保つことができます。

 

ブロックされたら、どうなるか不安ですよね。そんな不安を払拭させる記事を公開予定!しっかり学んで、快適なX運用ライフをお過ごしいただければ幸いです!

炎上しそうな話題のキーワードを早めにミュートしておくことで、担当者自身のメンタルヘルスも守られますし、冷静なSNS運用が可能になるでしょう。

つまりミュートワードは「見ざる聞かざる」を実現するツールです。

他人を傷付けることなく自衛できるスマートな機能ですから、遠慮なく活用して構いません。それは決して「逃げ」ではなく、自分とコミュニティを守る賢明な判断なのです。

企業・広報担当者におすすめのミュート活用法とは?

前述のように、企業のSNS担当者にとってもミュート機能は重宝します。

具体的にどのように活用できるか、いくつか提案します。

  • 頻繁に寄せられる不毛なリプライのキーワードをミュート: どの企業アカウントにも、建設的でないクレームや嫌味なリプライが一定数寄せられるものです。例えば「遅い」「高い」といった批判ワードや、明らかな嫌がらせ文句が目立つ場合、それらをミュートワード登録しておくと担当者の心的負担が軽減されます。もちろん真摯な意見には耳を傾けるべきですが、明らかな悪意には対応しない判断も必要です。
  • 競合他社名や特定の話題を一時的にミュート: キャンペーン期間中など、一時的に競合の話題でTLが埋まってしまうのを避けたい場合、その競合製品名やハッシュタグを期間限定でミュートする方法があります。自社アカウントがフォローしている業界関係者の投稿にも競合キャンペーンの話題が出ることがありますが、そうした情報に気を乱されないためにも有効です(情報収集用の別アカウントで確認すればよいでしょう)。
  • 社内で共有するべき不適切ワードリストの作成: 企業として公式に使わないNGワード(差別用語や炎上しやすい表現など)があれば、それらをミュートワードリストとして担当者間で共有しておくのも手です。普段から目にしないようにしておくことで、うっかり引用・誤用してしまうリスクも下げられます。また、社員のSNS利用教育の一環として「◯◯という単語は不快に感じる人が多いのでミュート推奨」といったリストを配布するのも有効でしょう。

このように、ミュートワードは個人利用のみならずプロの現場でも活用できるツールです。

用途に応じて賢く設定し、情報洪水の中から自分や自社に本当に必要な声だけを拾い上げるフィルターとして役立てましょう。

よくある質問|ミュートワードQ&A

 

田代
最後に、Twitter(X)のミュートワードに関してよく寄せられる質問とその答えをQ&A形式でまとめます。設定や仕様に関する疑問点をここで解消しておきましょう。

ミュートした単語を後から解除するには?

一度ミュートしたキーワードがあるのですが、ミュートにしてしまったせいで逆に不便になってしました。どうやって解除できますか?

ミュートワードの解除(削除)はとても簡単です。

設定画面の「ミュートするキーワード」一覧から該当の単語を選び、削除(解除)操作を行います。

スマホアプリの場合、ミュートワード一覧画面で右上の「編集」ボタン(Androidではメニューから「編集」)をタップし、解除したいキーワードを選択してゴミ箱アイコン(または「削除」ボタン)を押します。

確認ダイアログで「削除」を選べばミュート解除完了です。

PC版でも同様に、一覧からキーワードをクリックして「ミュートを解除」あるいは「削除」を選択すればOKです。

解除した瞬間から、そのワードを含む投稿が再びタイムラインや通知に表示されるようになります。

一時的にミュートしていた単語を復活させたいときや、ミュートリストを整理したいときに活用してください。

 

複数語の組み合わせミュートは可能?(例:「炎上」と「バズ」など)

例えば、「炎上」「バズ」っていう2つの言葉を組み合わせてミュートにしたいんですけど、これってどうやって設定ができますか?

残念ながら、Twitter公式のミュートワード機能では「複数の単語を組み合わせた条件ミュート」はできません。 

例えばご質問のように「“炎上”と“バズ”の両方を含むツイートだけをミュートしたい」というAND条件のフィルタは設定できないのです。

ミュートは基本的に指定した単語それぞれに対して個別に適用されます。

したがって、「炎上」と「バズ」をミュートしたければ、それぞれ別々に登録する必要があります(1つのキーワード欄にスペース区切りで複数語を入れてもうまく機能しません)。

ただし、「炎上 バズ」などフレーズ全体を1つのミュートワードとして登録することは可能です。

この場合、その完全一致するフレーズを含む投稿はミュートされます。

ただ現実問題として、ピンポイントにそのフレーズが入った投稿しか対象にならないため、効果は限定的でしょう。

たとえば「炎上 バズ」というフレーズは通常の文章ではほとんど使われませんから、組み合わせミュートの意味はあまりありません。

 

ミュートの履歴や反映状況を確認する方法は?

ミュートしたキーワードの履歴とか反映状況ってどうやったら見えますか?

ミュートしているキーワードの一覧は、設定の「ミュートするキーワード」画面でいつでも確認できます。

この画面には自分が登録したミュートワードがずらっと並んでおり、それぞれのキーワード横にミュート期間(無期限なのか◯日残りなのか)が表示されます。

ここを見れば、どの単語をミュート中で、いつまでミュートが続くのか一目で把握できます。

また、ミュートワード一覧から各キーワードをタップ/クリックすると詳細を編集可能です。

例えば「ホームタイムラインのみミュート→通知にも拡大」や「期間7日→期間延長」など設定内容を変更できます。変更した場合は忘れずに「保存」を押してください。

履歴という意味では、過去にミュートしていたが解除したワードの記録を遡って見る方法は提供されていません。

ミュート解除するとリストから消えるため、「以前何をミュートしていたか」は覚えておくか記録しておかないと分からなくなります。

必要に応じて、自分でメモを残すか、ミュートワード一覧のスクリーンショットを保管しておくとよいでしょう。

なお、「ちゃんとミュート設定が反映されているか不安」という場合は、テストとしてサブ垢や知人に協力してもらい、そのキーワードを含む投稿をしてみる方法があります。

自分のタイムラインや通知にそれが表示されなければミュート成功です。逆に見えてしまう場合は設定を再確認しましょう(対象範囲の漏れや表記違いがないかなど)。

基本的にはリストに載っているものは有効になっていますので、一覧画面で確認するだけで十分です。

 

まとめ|Twitter(X)のミュートワードで表示されない環境をつくるには

ミュートワード機能を駆使すれば、Twitterのタイムラインは驚くほど快適になります。最後に、本記事のポイントをまとめつつ、改めて“見たくない”投稿をブロックするコツを整理します。

  • ミュートワードの基本: 特定の単語・フレーズ・ハッシュタグ・ユーザー名を含む投稿を、自分のタイムラインや通知から非表示にできる機能。攻撃的な発言やネタバレ情報など、見たくないものはどんどんミュートしてOK。
  • 正確なワード選定が重要: ミュートは文字列の完全一致で機能するため、表記ゆれ(カタカナ/ひらがな/漢字、アルファベットの大小など)や類義語にも対応できるよう、関連しそうなワードは片っ端から登録しておくぐらいがちょうど良い。可能な限り網を広げることで、「すり抜け」を最小限にできます。
  • 設定範囲と期間を賢く使い分け: ホームと通知の両方を基本はミュート対象にしつつ、必要に応じて期間限定ミュートも活用しましょう。イベント開催中だけ、勤務時間中だけ、など状況に応じてミュート期間を使い分けると便利です。
  • 表示されてしまう場合のチェックポイント: 検索結果やトレンドには元々効かないので割り切る。フォロー中アカウントの投稿なら設定項目を見直す。期間切れなら再設定する。表記ゆれなら追加登録する。引用ツイートの漏れはアカウントごとミュートも検討する。アプリ不具合時は再起動・キャッシュクリアで対処──これらを順に確認すれば、大抵の問題は解決します。
  • 積極的な活用で心地よいSNS体験を: ミュートワードはエチケットでもあります。不快な情報にわざわざ噛み付かず、そっと視界から消す。その積み重ねが穏やかなSNS利用につながります。周囲にも迷惑をかけず、自分の心も乱されないスマートな方法と言えるでしょう。

SNSは情報次第で天国にも地獄にもなりえます。

しかし表示される内容をコントロールすることで、心地よいSNS環境は自分で作れるのです。

ミュートワード機能を上手に使って、ストレスフリーで有益なTwitter(X)ライフを送りましょう。

今日からできる“表示調整”は、あなた自身のネット上のエチケットでもあり、自己防衛の賢いやり方です。ぜひ積極的に取り入れてみてくださいね。

弊社はゼロからブランドを築きSNSを伸ばしてきたプロ集団です。今までのノウハウを蓄積した無料資料をご用意したので、是非、ダウンロードしてみてください。


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この記事を書いた人

田代 和也のアバター 田代 和也 MomentuMmarketing代表

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